杭州のことはちょっとおいておいてー。
今、こちらでテレビをつけるとCCTV(中国中央テレビ)ではオリンピック関係のことと並んで胡錦濤国家主席の訪日を控えた特集「暖春之旅」をこれでもかというほど一日中くりかえし放映している。
NHKとCCTVを交互に見比べているが、見る限り、中国のほうが圧倒的に今回の訪問に注目しているように感じる。そして今までに比べ日本について比較的好意的に報道されている気がする。「日本との友好関係を推し進めましょう」みたいなスローガンめいたものすら感じるほど。日本の報道では得たものはパンダだけ、見たいな言い方をされているが、中国の国家主席が訪日し、毎日日本に関するニュースが10億人の視聴者を持つCCTVで中国国民に大々的に報道されているだけでもすごい効果をもたらしていると思う。
そんななか、胡氏の訪問前から日本を取材し、日本を中国に紹介しているのはCCTVの看板アナウンサーの一人、「白岩松」氏。理性的な雰囲気で、CCTVのアナウンサーの中でももっとも好きな方の一人です。好意的に日本のこと伝えてくれているし・・・。なにより漢詩っぽくて白と松の緑色のコントラストを思わせるこの名前が素敵。白岩松さん、今日もがんばってください。
白岩松さんの気持ちがもっと日本にも伝わりますように・・・。