納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

かつての日本租界地へ行ってみた

2008年11月22日 | 上海だより

上海市北部の虹口というエリアはかつての日本租界で、日本人が多く暮らしていた街。天気がよかったので出かけてみた。現在日本人が多くすむ古北・虹橋地区からはバスと地下鉄を乗り継いで約1時間。



その当時の町並みを再現したのが「多倫路文化名人街」。かつて多くの文化人が暮らしていたそう。



お辞儀をして出迎える内山完造さん。


内山書店は当時上海で活躍していた左翼作家の書籍を販売しており、多くの日中の文学者の交流の場になった。その中には中国文学の父、魯迅さんの姿も。



国の将来を語り合う?魯迅さんたち。(左が魯迅)



レトロです・・・。老人が多いです・・・。


 


これぞ上海!という建物たち。



各人の略歴が記されたプレートも。


骨董品売り場も点在し、レトロ上海を満喫できるエリアでなかなか気に入りました。日中文学関係者にはたまらないエリアでしょう。また近くには魯迅博物館や上海で有名なロマンチック通りもあります。(次回紹介)