121/02/25 大親友の死

爺が工場に監禁されて修理の翌日　婆から大親友の入院を聞かされた

『○○さんが入院されて　近いうちに話も出来なくなる状態に・・・』

修理され声出し禁止の状態の爺には成すすべ無し

気持ちとしては直ぐにでも飛んで行きたい気持ちを抑えて脱出日を待った

脱出後の翌日に面会にと思いながら　携帯電話の着信履歴順に連絡を取り

一番最後に親友の奥さんに連絡を入れたところ　　『全てが終わり今日家に戻って来ました』

「エッ・・何言って居るのか理解出来ないんだけど」

『御免なさい　急変してしまって　今日火葬され帰ってきました・・・』

『爺が工場で修理する事が解っていたので　連絡出来なかった・・・・・・・』


爺の頭の中は久しぶりに　一瞬パニック状態　

短いやり取り後電話を切り　親友宅に車を走らせてもらった

何と言う事だろうか　親友が他界する二日前に

『俺　２０日に行く事になって１２番目で　行かなければ後の人に迷惑掛けてしまう』


変な事言ってるな？　と　その時は思ったけれど予告どおりに２０日PM８時火葬順位１２番目

最後の最後まで自分の事より爺の事を心配していた親友

自分が癌に侵されている事さえ親兄弟までにも隠し通した親友・・・・・

昨年の秋　一緒にジャズを楽しみ　正月前に会いに来てくれたのが最後となった

今年の春　二人で旅行する事を楽しみにしていたのに・・・・・・・・・・・・・・

　　　　　　　　　　　　　明日が初七日　あまりにも早すぎる

昨年の５月にも友人を送ったばっかりなのに・・・・・・・・・・・・・・