ゆいのじじ日記

大好きな渓流釣りとガーデニングをエロチックに楽しむエロエロ爺の日記

10/11/15 北海道内の河川での生物多様性って

2010-11-15 15:55:01 | 何でも在りだよ~
一言で「生物多様性」といっても何処までの事を言うのだろうか

島国日本 特に北海道で生まれ育った爺の子供のころは

本州の事を内地と呼んでいたし 現在とは違い青函連絡船にて青森までの船旅

東京まで約24時間掛かったような気がする

1951年小学校入学 このころから近くを流れていた琴似川で魚釣りを覚えた

今思い出すと可笑しくなるが 根曲がり竹に綿糸を巻き付けて 

親父の大事にしていた釣り道具の中から 釣り針を失敬してミミズを堆肥の中から掘り出し学校から帰ると

ランドセルを投げ出し川へと走ったものだ

浮きは小枝を結び付け いたって単純その物であったが鮒 ウグイ時には鯉までも釣れた

親父が気付いたのは 釣りを始めて一年ぐらい後なのだろうか 良く覚えていないが

ある日 安物の5本つなぎの竹竿と浮きと釣り針を与えてくれて 大喜びした事を思い出した

前置きが長くなったが 確か外来種である虹鱒との遭遇は20代になってからだと思う

綺麗な魚であるが初めて目にする魚で 家に持ち帰り親父に聞いた事があった

虹鱒で外来種である事を始めて知りなぜあの川に・・と たしか 空沼岳水系で釣り上げたように覚えている

現在のようにカメラを簡単に手にする事も出来ず 記録を残す事が出来なかったが

今のように何処でも虹鱒と出会う事は出来なかった時代である

中古車のスカイラインを買ってガタガタのそろばん道路をツルツルのタイヤで駆け巡ったものだ

中山峠も大型トラックとすれ違う時など どちらかが譲り合う林道であったし 魚も沢山釣れた

狩勝峠 北見峠もしかり 林道に毛の生えた程度の道路 脱輪して道路下の大木で命拾いした事もあった

脱線してしまったが 何を言いたいかと言うと 其のころの川は今と違い 

全ての川ではないが 海と川が途中で寸断されていなかったし

外来種である虹鱒を目にする事も出来なかったと記憶している

田中角栄が列島改造論をぶち上げてから河川環境が一変

至る所にダム おまけに落差工 見る見るうちに魚は激変 

新しく建設されたダムには水質を見る為に安価で簡単に手に入る虹鱒を大量に放流

虹鱒のファイトを味わった釣り人は 在来魚の少なくなくなって来た河川に外来種で

しかもファイトを楽しめる魚種を放流する事となった

仮に 鮭 桜鱒が川で釣りが出来たならば 

此れほどまでに外来種の放流がなされなかったと思うのは爺だけなのだろうか

爺自身 外来魚が日本の河川に生息している事には抵抗を感じている一人である事には間違いないが

やたら河川で目にするコンクリートの建造物を どうにかしてから論議する問題ではないのか

絶滅危惧種のイトウにしても放流は河川環境が整っていないだの DNAが河川ごとに違うなど そんな事を言う前に 

日本古来の魚種を復活させる為に 今 何をしなければ成らないかを考えるほうが先だと思うのだが・・・

コンクリートで仕切られ居なくなってしまった川に魚が戻る事は出来ない

仮にコンクリート建造物が撤去されたからと言っても 元の遺伝子を復活させる事など無理な事で

他の河川の遺伝子を受け継いだ魚が定住して新しい遺伝子を形成する事になるのではないか

誤字脱字 支離滅裂な爺であるが 此れだけは釣り人に言いたい

釣りを長い間楽しむ為には 一年の内の一日でもいいから釣りを休み魚道清掃や河川清掃に時間を取ってほしい

又 河川毎に違う行政に河川情報を流し河川情報を共有し合い協力して行く事が

今後 河川環境を改善する為には必要な事と思う