ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

宇宙は最後のフロンティア。ネクスト・ジェネレーションの「叛乱」

2007-03-27 | 映画
本日は「スタートレック/叛乱」を見ました。

「叛乱」とは、当初はネクスト・ジェネレーションのアンドロイド・クルーであるデータ少佐の叛乱に見える。

ピカード艦長が彼の「暴走」を止め、真相を突き止めてみると、実は、データの行動は論理的にも倫理的にも正しい行動だった。

「提督」と手を結んだゾーナ人とかいう異星人が仕組んだ計略を阻むためだった。

若返りの星の、その力を搾り出す計画。

そのために若返りの星の600人の居住者(バクー人)を擬似映像投影船(ホロシップ)を使って騙し、よその星に強制移住させようというのだった。その陰謀をかぎつけたデータがメモリをいじられて暴走したのだった。

「強制移住などという考えは宇宙連邦の理念に反する」と、「提督」の命令にピカード艦長以下エンタープライズ・クルーが「叛乱」!

そういうことか、と見続けると、実は「提督をそそのかしたゾーナ人」と、「600人のバクー人」はもともと同朋で、ゾーナ人こそ「叛乱」した者たちとわかるという、まあその題名はトリプル・ミーニングな作品でした。

面白かった。スタートレック映画はまず標準以上の面白さだから安心ですね。