ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

心踊る、シアワセな「ハッピーフィート」

2007-03-30 | 映画
ハッピーフィート」(HappyFeet)

(見たのは日本語吹替だったが、オリジナルの声優、凄いな……。)

皇帝ペンギンはそれぞれの心に自分の歌を刻まれて生まれてくるのだと、彼ら自身が信じている。「心の歌」を交し合って、互いを認めたときに愛が育ち、互いは夫婦となる。一組のペンギン夫婦に生まれた息子は、しかし、歌を心に秘める代わりに、むずむずと踊り出す一対の足(フィート)を具えていた。それがマンブルという主人公だ。

一族の異端として、長老達に群れを追われながら、歌ではなくパーティが大好きでマンブルの最初の理解者になるアデリー・ペンギン(らしい)のアミーゴスや、ペンギンたちの神グレート・ギンの贈り物の首飾り(実はビール缶のハーフ・ボトルを束ねるビニール素材)をしているイワトビペンギンのラブレイスらと「エイリアン(実は人間)」との「コンタクト(だけでなく、彼らの大切な魚を返して欲しいと要求)」しに、大冒険を敢行することに!

108分見所満載の傑作であった。

*蛇足ながら、ネタをひとつ。マンブルの父親が「メンフィス」で、母親が「ノーマ・ジーン」だというだけでウハウハ喜んでしまったよ。*

*なぜか? って。ちょっと離して書いておくね。*














*「ノーマ・ジーン」は「マリリン・モンロー」の本名。ペンギンの彼女には「泣きボクロ」の代わりに胸元に何か柄のようなものが!*

*「メンフィス」は「エルビス・プレスリー」の故郷。彼の歌にも「メンフィス・テネシー」なんて曲がある。そうでなくてもペンギンの彼もしっかりエルビス・ナンバーで登場するわけですが。*