※「大変な出来事」というカテゴリーを設けていないので、
仕方なく「ちょっとした出来事」に分類しています。
今朝がたは生きた心地がしませんでした。
(少し大げさな表現ですが)
私はいつも狭い2階に寝ているのですが、
木造の家を揺するような風の強さに午前4時頃には目が覚めました。
16年ぶりの熊本上陸となる「台風15号」のせいです。
我が家がある熊本市の西側を台風の目がかすめて、
今朝の6時過ぎに熊本県荒尾市に上陸しました。
我が家に吹き付けた風が最も強かったのは午前5時半頃だったと思います。
2階の瓦が剥がれて転がっていくような音がきこえはじめました。
続けて1階の屋根に落ちてガジンと砕ける音も ・・・
※予報により台風が直撃しそうだとわかってから、
2階の屋根が気になっていました。
1階の屋根は今年葺き替えたばかりなので心配していませんでしたが、
2階のは塗り替えただけで昔のままだったからです。
(1階の屋根は1枚ごとにネジ留めしてありますが、2階のは無し)
1945hPaという強い勢力のままで熊本にやってきたので、
少々の被害は予想していましたが、
益々激しくなるゴーーッという風の音に、
2階の瓦が全部剥がれて飛んでいってしまうものと覚悟しました。
時々猛烈な風が吹き付けては、建物が少し揺さぶられるように感じました。
瓦どころか屋根ごと吹き飛ばされたら身の危険と、
カヅちゃんと一緒に1階に降りました。
停電した中にあって、まんじりともせず朝を迎え、
停電が復旧し、風も少しおさまった昼前に外へ出てみました。
2階の西側の屋根です。
※全部無くなっているのではと覚悟していましたが、
端のほうの数十枚程度が剥がれているようです。
剥がれ落ちた瓦です。
※風で飛ばされた瓦は、樋やプランターを壊し、
犬走りに設置していたBSアンテナまでも破壊していました。
剥がれはしませんでしたが、
2階の屋根から落下した瓦で割れた1階の屋根瓦です。
道に出て、近くにある小学校の方を見ると、少し違った景色でした。
いつもであれば大木の緑に隠れて見えない校舎の壁が見えています。
あそこには "あの木" があったはずなのに ・・・
小学校に行ってみました。
"あの木" とは、この木「大王松(ダイオウショウ)」のことです。
※矢印は折れ千切れた枝です。
校舎よりも背が高く、堂々としたこの大王松を、
私はこの小学校(140年の歴史を誇る)のシンボル(守り神)の木とみていました。
平成3年の台風19号の風にも耐えた木でした。
※この木から落ちた大きな松ぼっくりが3個、我が家にあります。
何年か前に、沢山落ちている中から私が拾って持ち帰ったものです。
今となっては、かけがえのない "形見" になりました。
新学期に登校した児童たちは、倒れた木を見て驚き、寂しくなることでしょう。
校庭を歩くと、至る所に爪痕が残されていました。
根元からバッキリ折れた千原桜(チハラザクラ)
※収納庫もヒックリ返っています。
太い枝が折れたヒマラヤスギ
※案内板や渡り廊下も損傷しています。
木の枝が散乱した運動場
※西からの風(矢印)の影響を受けています。
(我が家の2階の瓦もそうですが)
家に戻る途中で、通信用ケーブルに引っ掛かっているTVアンテナを見かけました。
家に戻って、
締めまわしていた雨戸を開けようとしたら「カマキリ」が潜んでいました。
【カマキリが苦手な方は画像拡大注意】
どこから闖入したのか、カマキリも暴風雨を避けて室内に逃れていたようです。
もう大丈夫なので、網戸を開けて外に追い出しました。
------
今回の台風15号は「白鳥」という名前ですが、
鋭い爪がある、暴れん坊の白鳥でした。
ちなみに、韓国が命名国となっています。
※台風の命名方法については
「国土交通省気象庁」さんのウェブサイトにある
「台風の番号の付け方と命名の方法」をご参照ください。
仕方なく「ちょっとした出来事」に分類しています。
今朝がたは生きた心地がしませんでした。
(少し大げさな表現ですが)
私はいつも狭い2階に寝ているのですが、
木造の家を揺するような風の強さに午前4時頃には目が覚めました。
16年ぶりの熊本上陸となる「台風15号」のせいです。
我が家がある熊本市の西側を台風の目がかすめて、
今朝の6時過ぎに熊本県荒尾市に上陸しました。
我が家に吹き付けた風が最も強かったのは午前5時半頃だったと思います。
2階の瓦が剥がれて転がっていくような音がきこえはじめました。
続けて1階の屋根に落ちてガジンと砕ける音も ・・・
※予報により台風が直撃しそうだとわかってから、
2階の屋根が気になっていました。
1階の屋根は今年葺き替えたばかりなので心配していませんでしたが、
2階のは塗り替えただけで昔のままだったからです。
(1階の屋根は1枚ごとにネジ留めしてありますが、2階のは無し)
1945hPaという強い勢力のままで熊本にやってきたので、
少々の被害は予想していましたが、
益々激しくなるゴーーッという風の音に、
2階の瓦が全部剥がれて飛んでいってしまうものと覚悟しました。
時々猛烈な風が吹き付けては、建物が少し揺さぶられるように感じました。
瓦どころか屋根ごと吹き飛ばされたら身の危険と、
カヅちゃんと一緒に1階に降りました。
停電した中にあって、まんじりともせず朝を迎え、
停電が復旧し、風も少しおさまった昼前に外へ出てみました。
2階の西側の屋根です。
※全部無くなっているのではと覚悟していましたが、
端のほうの数十枚程度が剥がれているようです。
剥がれ落ちた瓦です。
※風で飛ばされた瓦は、樋やプランターを壊し、
犬走りに設置していたBSアンテナまでも破壊していました。
剥がれはしませんでしたが、
2階の屋根から落下した瓦で割れた1階の屋根瓦です。
道に出て、近くにある小学校の方を見ると、少し違った景色でした。
いつもであれば大木の緑に隠れて見えない校舎の壁が見えています。
あそこには "あの木" があったはずなのに ・・・
小学校に行ってみました。
"あの木" とは、この木「大王松(ダイオウショウ)」のことです。
※矢印は折れ千切れた枝です。
校舎よりも背が高く、堂々としたこの大王松を、
私はこの小学校(140年の歴史を誇る)のシンボル(守り神)の木とみていました。
平成3年の台風19号の風にも耐えた木でした。
※この木から落ちた大きな松ぼっくりが3個、我が家にあります。
何年か前に、沢山落ちている中から私が拾って持ち帰ったものです。
今となっては、かけがえのない "形見" になりました。
新学期に登校した児童たちは、倒れた木を見て驚き、寂しくなることでしょう。
校庭を歩くと、至る所に爪痕が残されていました。
根元からバッキリ折れた千原桜(チハラザクラ)
※収納庫もヒックリ返っています。
太い枝が折れたヒマラヤスギ
※案内板や渡り廊下も損傷しています。
木の枝が散乱した運動場
※西からの風(矢印)の影響を受けています。
(我が家の2階の瓦もそうですが)
家に戻る途中で、通信用ケーブルに引っ掛かっているTVアンテナを見かけました。
家に戻って、
締めまわしていた雨戸を開けようとしたら「カマキリ」が潜んでいました。
【カマキリが苦手な方は画像拡大注意】
どこから闖入したのか、カマキリも暴風雨を避けて室内に逃れていたようです。
もう大丈夫なので、網戸を開けて外に追い出しました。
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今回の台風15号は「白鳥」という名前ですが、
鋭い爪がある、暴れん坊の白鳥でした。
ちなみに、韓国が命名国となっています。
※台風の命名方法については
「国土交通省気象庁」さんのウェブサイトにある
「台風の番号の付け方と命名の方法」をご参照ください。