湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 真夏の落ち葉清掃

2015年08月22日 21時20分57秒 | 日常・その他
ここ数日は慈雨に恵まれていましたが、今日は暑い快晴でした。

日勤勤務の午前中に、
気になっていた落ち葉の清掃をすることにしました。

寮の自転車置場傍に生えているヤマモモ(山桃)の木の落ち葉です。

   ※置いてある自転車は全て寮生のものです。

        「真夏に落ち葉なの?」、
        「いつから散ったままなの?」などという疑問は、
             胸にしまっておいてください。


昨日の寝相が悪かったのか、
久しぶりに腰に痛みが出ていたし、
陽射しも暑かったのですが、
黙々とやりはじめました。

あらかた片付いて、
残っている落ち葉を高箒で集めているとき、
コガネムシ(黄金虫)の子供と思われる幼虫を見つけました。

掃き集めた範囲の中で土が見えていた部分は
ヤマモモの木の根元周りしかありませんでしたので、
その土の中で寝ていたところを私が箒で掘り出してしまったものと思われました。

炎天下に曝したままにしたら可哀そうなので、
元のところに戻してやりました。

腐葉土の上に置くとモゾモゾと隠れ始めました。

箒で掘り出された幼虫がモゾモゾもぐっていく姿です。
       【昆虫の幼虫が苦手な方は画像にご注意】


①私が箒で掘り出してしまった幼虫         ②根元の腐葉土の上に置いたところ
  (コンクリートの上です)
 
  ※オレンジ色が頭のほうです。
  ※足6本は上半身のほうについています。


③直ぐもぐり始めました。                ④初めは頭から真っ直ぐもぐり始めますが
                                  直ぐ横向きになり体を丸めます。
 
  ※頭隠して尻隠さずの状態です。


  コガネムシの幼虫は「害虫」として嫌われているようですが、
  私は今日この場所で、計3匹助けてしまいました。


集めた落ち葉は大きなビニール袋5個分になりました。
いつもでしたら、両手に1個づつ持って廃棄物置き場へ運ぶのですが、
腰痛の今日は大事をとって、
某職業訓練校備品の「リアカー」(*)を無断で使用しました。
(今日は休みで職員は誰もおらず、電話で断るまでもないだろうと ・・・)

   * : "リアカー"とは懐かしい響きです。
      リアカーを扱うのは小学生のときの「子供会廃品回収」以来ではないでしょうか。
         念のため説明いたしますと、
         リアカーは自転車やバイクで牽引する荷車なので、
         rear(後部)のcar(車)で "リアカー" と呼ばれています。
         ちなみに、道路交通法では、公道を走れる「軽車両」に区分されています。

これが現代版のリアカーです。

   ※進化しているところは特に無いようです。

なんとなく憂いも感じられる(?)後ろ姿です。


   このリアカーは、屋根付のリアカー駐車場(1台用)に保管されています。
   あまり使用されていないのでソゼ(**)ていません。
   今日私の役に立てて喜んでいるかもしれません。

     ** : 終止形の"ソゼル" は標準語と勘違いしていた熊本弁で、
        「傷む」とか「古くなる」という意味です。
        標準語とゴッチャにした "ソゼ+ていません" で、
        「傷んでいない」とか「古くなっていない」という意味になります。
        「ソゼ+ていません」を純熊本弁で言うと「ソゼトラン」(?)になるかと ・・・


落ち葉を清掃した後は、このとおりです。

  ※左のヤマモモの木には立派な大きな実が沢山生りますが、
    採る人は誰もおらず、地面に落ちて踏みつぶされてしまいます。
      次の季節には、
      「ヤママモ酒」や「ヤマモモジャム」に挑戦してみようかと思います。