カマキリ(赤ちゃんですが)の画像がありますのでご注意!
家の天井にカマキリ(蟷螂)のランショウ(
寝た子を起こしてしまったのか、翌日には孵化が始まっていました。
小さい穴(黄色い矢印)のところから一匹ずつ出てきているようです。
皆、活発に動き回っているので、元気なようです。
デカくなったカマキリは好きになれませんが、1センチにも満たない赤ちゃんカマキリはキョロキョロ、チョロチョロして可愛いもんです。
しかし、沢山生まれるということは生き抜くことが難しいということを意味していますので、多難な前途を考えると不憫な思いにもかられます。
ところで、怖ろしいことですが、カマキリは交尾の時に雌が雄を食べると云われています。
何故にそんな惨いことをするのかと少し調べてみました。
交尾の時に必ず食べる訳ではなく、交尾相手を食べる習性を持つ種であっても、雌が雄を食べる割合は20%前後だそうです。
残酷な行為のようですが広い視点で考えると、殺される雄にとっては必ずしも "悲劇" ということだけでもないようです。自分(雄)が食べられることで雌に重要なアミノ酸を摂取させることになり、そのことで雌が沢山の卵を産むことができ、結果として自分(食い殺された雄)のDNAを継いだ子孫が繁栄する?、ということになるそうです。
煩悩だらけの人間に比べ、カマキリは悟りを開いているのかもしれません。