柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

歩きながら……

2020年05月03日 22時53分00秒 | 日記
走る元気がないので、
毎日、日没時に1時間ほど歩いています。

小高川沿いを歩くんですが、
数字をめちゃくちゃに呟いたり(1、7、31、35、78、92みたいに、でたらめな数字をぶつぶつ唱える)、
「故郷の空」を歌って涙ぐんだり……

「故郷の空」、いい歌ですよ。

作詞:大和田建樹   作曲:スコットランド民謡


夕空晴れて 
秋風吹き 
月影落ちて 
鈴虫鳴く 
思えば遠し
 故郷の空 
ああ 我が父母 
いかにおわす 

澄みゆく水に 
秋萩垂れ 
玉なす露は 
ススキに満つ 
思えば似たり 
故郷の野辺 
ああ 我が兄弟 
たれと遊ぶ










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どうやって、生きていけばいいんだろう?

2020年05月03日 22時38分00秒 | 日記
今日は、友人が訪ねてきてくれたんですが、ごめんなさい、ひとと会ったり、話したりする元気がないんです。

また、いつか、会って、話しましょう。

いまは、SNSなどでひとと繋がるのも、
しんどいんです。

わたしの心はいつだって行き止まりまで行かないと気が済まないから、
行くところまで行かせようと思います。

もしかしたら、その行き止まりは断崖絶壁かもしれないけれど、それはそれで構わない。

落ちたら落ちたでおしまいなだけだから。

何事にも終わりがある、ということが、
救いに感じられる。

どんなに名残惜しくても、
終わりたくなくても、
終わりは訪れる。

終わる。







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