花火の音

原稿書きながら、花火の音だけ聞いていると、なんだか爆弾が落ちてるみたいだな。

実際、我が家の猫たちは物陰で怯え、裏山のカラスの家族はギャーギャーと不安そうな声で啼き交わしている。

海から２キロ近く離れているのに、花火が打ち上げられるたび、家が震度１ぐらい揺れるし――。

書いている。

今日は、鎌倉の花火大会らしいね。
１５分も歩けば見えるんだけど、その時間がわたしにはない。
部屋で、原稿書きながら、花火の音を聴きます。

中３息子は、友だちと約束しているとかで、６時に出て行きました。

月曜日、火曜日、水曜日と一歩も外に出ていない。

というか、ずっとパジャマのままで部屋から出ていない。

出るのは、トイレとごはんの時のみ。

なんとか、明後日、南相馬に向かうまでに仕上げたい。

短篇連作 「飼う人」 第１回目は 「イボタガ」です。

眠りたいのに、

中３息子がフルートの練習をしはじめて眠れないから、
「うるさいからやめてよ。わたしが南相馬に行ってるあいだにやって」と注意した。

こっちは徹夜してんだよ。

朦朧

朝まで書いた分は、さっき直して完成させた。

続きを書きたいが、眠くてろくな文章が浮かばない。
ちょっと眠ろう、と横になったら、初ミンミンゼミ――。
鎌倉では(わたしの記憶では)だいたい６月末にニイニイゼミ、梅雨明けと共にヒグラシ、７月終わりにアブラゼミ、８月に入ってミンミンゼミ、８月半ばからツクツクホウシという順番で鳴きはじめるんだけど、今年はアブラがまだ鳴いていないうちに、ミンミンが鳴きはじめた。

ミンミン早いゾ。

異変か？

眠い。

おやすみ。

あと２日

朝５時まで小説書いて、仮眠して、６時50分に目覚ましなしで起きた。
切羽詰まってると、眠たくても眠れないもんだね。
60枚構想の連作短篇「飼う人」、半分は越えた。
あと３シーンだ。
なんとか明日の朝までに仕上げたい。
今日も徹夜だ。

『文學界』の武藤旬さんに「飼う人」渡して南相馬に行く。