柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

ジバゴの死

2014年07月01日 22時55分51秒 | 日記

昆虫図鑑の写真を見ていて、あ、うちのジバゴ、逆だ、と気づいたんですよ。

ジバゴは逆さにぶら下がっていたのです。

ネットで検索してみたら、胸糸を張って、糸をくぐる際にうっかりすり抜けて逆さ吊りになってしまう個体があるそうです。

そうなると、もう脱皮できない――。

変態は時限装置なので、時間内に脱皮できなければ死んでしまいます。

ジバゴの様子を見ていると、明らかに逆さのまま脱皮しようともがいていましたが、上から下に脱がなければならないので、脱げない――。

見るに見かねて、木綿のしつけ糸で胸糸を通してやりました。

すると、その瞬間、脱皮をはじめたではありませんか――。

よっぽど時間に焦っていたのでしょう。

わたしは、息を詰めて、その様子を見守りました。

しかし、木綿の胸糸のところで脱いだ皮がつかえ、体を左右に激しく振った瞬間、胸糸の輪っかから体が抜けて逆さになり、尻の糸が切れて落下――。

「あっ!」と叫んで、思わずてのひらで受けようとしたのですよ。

そしたら、てのひらにバウンドして――。

脱皮中の柔らかい体を床に叩き付けられ、即死でした。

緑色の体液を流して――。

ショックです。

悔やみます。

 

 


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「スロバキア」も「チェコ」につづいて、

2014年07月01日 18時40分46秒 | 日記
前蛹に成りかけています。
あ、この子は「スロバキア」と名付けました。

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右側が蛹化したチェコ

2014年07月01日 18時10分10秒 | 日記

「チェコ」と名付けたツマグロヒョウモンは、6月30日に蛹化を開始し、立派なサナギになりました。

蝶となって現れるのを、待ってますよ。

左は、14歳息子が6月26日にくれたキタテハあるいはミドリヒョウモン……

羽化したら、なんの種類かお知らせいたしますね。

 


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今日のジバゴ

2014年07月01日 18時04分06秒 | 日記
蛹に向かってさらなる前進をしています。

これは前蛹状態。

最後の脱皮をして、蛹と化すのです。

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ジバゴの変態

2014年07月01日 16時55分59秒 | 日記
一昨日の深夜、ナガサキアゲハの終齢幼虫の丸いコロコロ便が軟らかくなっていた。

蛹化だ!と思って、プラケースの壁面をタオルで覆って、就寝。

昨日の早朝4時、ナガサキアゲハが蛹化を開始しているのを確認してから、家を出た。

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掃除機で毛を吸われるのが好きな猫

2014年07月01日 15時20分48秒 | 日記
ティグリさん、今日16時から、動物病院で血液検査ですよ。

昨日は、八ッ場ダム水没予定地に行っため、全財産1万円というところまでいきましたが、それだと生活が成り立たない(食べていけない)ので、昨日、友人に20万円借りました。

これでなんとか、動物病院にも行けるし、電話料金も支払えるし、中3息子の塾の授業料も支払えます。

その先のことは、その時に考えるしかない。

超貧乏作家……

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川原湯温泉

2014年07月01日 12時23分16秒 | 日記
やまきぼし旅館の樋田貞子さんの、「取り壊された他の旅館の跡地を見ると、びっくりするほど狭い土地なんですよ」という言葉が印象に残りました。

川原湯温泉は、渓谷の限られた崖地を利用しているという立地の悪さを逆手に取り、景観と泉質で勝負していたのですよね。

周辺にある草津、四万、万座、沢渡などの観光温泉地に引けを取らない魅力のあった川原湯温泉――、高台の代替地でどのように再生するのか?

引き続き、通いたいと思います。

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やまきぼし旅館

2014年07月01日 12時14分09秒 | 日記
昨日は早朝から夕方まで八ッ場ダムによって水没する地域を歩きまわり、大腿筋とふくらはぎが筋肉痛です。
秋から本体工事が始まるので、今のうちに見ておかなければならないのです。

川原湯温泉の元の場所で営業している旅館はなくなり、ほとんどの建物が取り壊されていました。

やまきぼし旅館の崖湯に入らせていただいた後、館主の樋田省三さん(49歳)のお母さまの貞子さん(74歳)のお部屋にお邪魔して、お茶(熊本のおいしい緑茶)をいただきながらお話しをしました。

帰りにがけに貞子さんお手製のきんぴらごぼうと、隣の山木館跡地に出てきたフキを摘んで作ったという煮物をたくさん頂きました。

朝食のおかずになりました。
夕食のおかずにもなります。

貞子さんは、フキの苦味を気にしてらっしゃいましたが、ほんのりした苦味を生かした優しい味付けで、ごはんが進みました。
美味しかったです。

ごちそうさまでした。

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