息子は明るいと眠れないひとなので、消灯後はヘッドライトで本を読みます。
30分読んだけど、さすがに午前３時半起床は眠い。
おやすみなさい。
30分読んだけど、さすがに午前３時半起床は眠い。
おやすみなさい。
山小屋に宿泊していた登山者は、老いも若きも男も女も「ひとり」が多かった。
「ひとりぼっち(ぼっち)」や「孤独」や「孤立」を恐れ、いやいやつるんだりするひとが多いなか、たったひとりで北アルプスの山小屋に泊まり、重いザックを背負い、自らの一歩一歩に全神経を集めて難所を踏破し、二千メートル級の山々を縦走する60代、70代の単独者の目は、皆きらきらと輝いていた。
(ようやくひとり通れるくらいの道幅しかないので、道を譲るとき、擦れ違うひとと間近に顔を合わせるのです)
大天井ヒュッテ前の急勾配の砂礫帯で擦れ違った70代半ばの女性が(彼女は下り、わたしたちは登り)、「このコース、かなりキツいわね。後で燕山荘でお会いしましょう」と声を掛けてくださった。
17時の会の夕飯で、たまたま同じテーブルになり、彼女と息子は食事をしながら笑顔で山登りの苦楽を語り合い、「北アルプスを好きになってくれてうれしいわ。また北アルプスで会いましょう」と彼女は言い、名乗ることなく別れた。
格好いいおばあさんだったな……
「ひとりぼっち(ぼっち)」や「孤独」や「孤立」を恐れ、いやいやつるんだりするひとが多いなか、たったひとりで北アルプスの山小屋に泊まり、重いザックを背負い、自らの一歩一歩に全神経を集めて難所を踏破し、二千メートル級の山々を縦走する60代、70代の単独者の目は、皆きらきらと輝いていた。
(ようやくひとり通れるくらいの道幅しかないので、道を譲るとき、擦れ違うひとと間近に顔を合わせるのです)
大天井ヒュッテ前の急勾配の砂礫帯で擦れ違った70代半ばの女性が(彼女は下り、わたしたちは登り)、「このコース、かなりキツいわね。後で燕山荘でお会いしましょう」と声を掛けてくださった。
17時の会の夕飯で、たまたま同じテーブルになり、彼女と息子は食事をしながら笑顔で山登りの苦楽を語り合い、「北アルプスを好きになってくれてうれしいわ。また北アルプスで会いましょう」と彼女は言い、名乗ることなく別れた。
格好いいおばあさんだったな……
第二ベンチのあたりで喧嘩もしたけど、下山しました。
あぁ、自分の体が臭い、髪がかゆい。
山頂は下界の４倍の紫外線量、真っ赤に焼けた。
あぁ、自分の体が臭い、髪がかゆい。
山頂は下界の４倍の紫外線量、真っ赤に焼けた。
４時に朝ごはんを食べたから、もうお腹がペコペコなんだそうです。
４、５年前から登山本や登山雑誌を読みふけっているランヤ本部長いわく、合戦小屋のうどんは手打ちで、こしが強く、食べない手はない！ということです。
わたしは、山菜きのこうどんを頂きます。
４、５年前から登山本や登山雑誌を読みふけっているランヤ本部長いわく、合戦小屋のうどんは手打ちで、こしが強く、食べない手はない！ということです。
わたしは、山菜きのこうどんを頂きます。
