今制作中の大判カメラとGFXの資料で、どうしてもポートレート撮影が必要になっていたのですが問題はモデルがいない事でした。撮影内容はアオリを使ったポートレートで、(1)下半身を伸ばしてスマートに撮る(2)上半身を伸ばして撮る(3)太らせて撮るなのですが、女性に頼んでも(3)の太らせて撮るにかなり敏感のようでモデルのなり手が居ませんでした。そんな時、丁度写真家の石田研二さんが来社され内容を話したら、即モデルになるのをオーケーしてくれました(やさしいですよね)。お陰様で先日ワイズ近くの会議室に大判カメラ、GFX、大判レンズ、背景布、蛍光灯ライトなどを持ち込み撮影を敢行しました。いや〜っ、プロの写真家をモデルに撮影する事は初めての経験でしたが、気持ちを強く持っていざ撮影・・・・だったのですがここで問題が起こりました。全身撮影では借りた会議室が小さくて頭から足まで入らないのですよ。仕方なく影の出るのを無視して石田研二さんには背景布一杯まで下がってもらい、更に私が窓を開けて外のベランダにカメラをセットしたのでした。会議室の中は涼しいのですがベランダは日差しとエアコンの室外機が在るようでかなり暑くて構図やピント合わせも一苦労です。悪い条件は重なるようで,カメラがベランダ上の外壁面すれすれのセットためにピントを見ようとすると私の後頭部が外壁面にガリガリと擦れるのですよ。正直こんな状態ですと細部のピント合わせは自信がなくなってきますが・・・・・何とか撮影終了でした。石田研二さんありがとうございました。さてその写真は後日皆様の目にも触れると思いますので・・・・。
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