大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

あの栄村で元気な子供達と出会う。

2013年05月30日 | 撮影

撮影会最終日は十日町からバスを飛ばして残雪とブナ林の野々海高原まで移動しました。野々海高原にはまだ沢山の雪が残り野々海沼も一部を残して雪と氷の下になっています。あれ待てよ?野々海高原ってもしかして長野県の栄村ではないですか。恥ずかしながら除雪用のブルドーザーに書かれた「栄村」の名称で気付きました。栄村と言えば2011年3月12日の大地震で一躍有名になりましたが確か最大深度6で大きな被害が出たエリアだったのです。「そうかここは栄村の一部なんだ・・・」と思っていると1台のマイクロバスが近づいて来ました。マイクロバスの側面には「さかえ21」と書かれています。次に辺りが騒がしくなりバスの中から沢山の子供達が降りてきました。何でも野外教習でブナの観察のためにやって来たといいブナに耳をあて水の流れを観察しています。そして前述の少し顔を出している野々海沼の周りでも自然観察です。小さな内から自然と接し自然の営みや厳しさを実感することは大変良い事と思いながら、子供達の声を聞いていて確実に時間は過ぎて復興に向かっているんだと実感しました。自然の中の子供の声は野鳥の声に匹敵するほど聞いていて気持ちの良いものでした。


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