クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

脊髄損傷と膀胱瘻2

2011-07-19 12:29:33 | 日記
脊髄損傷で四肢麻痺になりしっかりした家族がいない場合
必ず膀胱瘻を薦められるようですが
わたしはそんな病院と戦いました

■入院後半年ぐらい過ぎると本格的なリハビリがようやくできるように

そんなころおもむろに
看護師高田がやってきて
「泌尿器科で尿検査してもらいます」

まだ人工呼吸器は時間ではずせる程度だったとおもいますが
ベッドに寝かされたまま泌尿器科へ検査に連れていかれます
わたしの担当でもないのに親切なことなどと勘違いするぐらい手際がよかったです

検査は
ベッドから検査台に移乗させられ
オムツをはがされ息子を露にしたかと思うと
尿カテーテル引っこ抜かれ検査用カテーテルを息子に突っ込まれ
たんなる水分を200cc膀胱に入れたら
カテーテルを抜いて様子を見る検査です

たかだか200ccなので健康な人なら
人前でおしっこするのを見せたくないと思えば
出すのを我慢できてしまうかも

そうすると
排尿の能力がないと判断される恐れもあります

わたしの場合
尿が出ればと発言した泌尿器科の先生の発言を聞き漏らさなかったので
遠慮することなく出たようで
どれだけ出たのかも説明されないまま
「とりあえず様子を見ます」と言われ解放されましたが

その後
自分で(neko経由)膀胱瘻調べたところ
つけないで越したことはないという結論に達して

話を持ってきた看護師高田に

y 「膀胱瘻はつけたくありませんし、つけるつもりもありません」

■と伝えたとたん盛んに膀胱瘻を勧めてくるようになりました

看護師高田
「尿カテーテルより清潔だし便利ですよ」
(わたしにはほとんど関係ありません)

ばばぁ看護師中村
「嫌になったら何時でも元どうり外せるんですよ」
(今現在嫌だっていってるし!膀胱の筋肉使わないままでいつ戻せるの?)
無責任発言にも程があろうに!

■膀胱瘻はつける気持ちは一切ありません!


突っぱねました
それにようやく本格的にリハビリも受けられるようになったのですから
これからどんどんよくなるかもしれないですし

発言したら

泌尿器科の先生
「沢山患者を診てきたが脊損はよくなりません」
(ごりゃ!勝手なこと言うんじゃねーどりゃ!)

そのまま断っていたら

高田看護師
「あんたのオシッコ汚れてばかりで人より金がかかるから膀胱瘻にしてください」
(オシッコなんてそんなもんでしょう!膀胱瘻にしたからって変わるんかい?)

「yさんのオシッコ臭くて汚いからカテーテル交換したくない」
(仕事放棄かい?えらいのう!)

そのうち
かっぺ看護師浜田もやってきて
「脊髄損傷患者には膀胱瘻が一番です!手術受けてください」
(ボケくさ!そのうち自分で出せるようになるんじゃい)

わたしの首にはカニュウレ?が突き刺さったままでしたので
わたしの発言はほぼ口パク状態ですが
バカ看護師二人が怒鳴りながら

臭い
勿体無い
膀胱瘻手術
命令だ

ワメき!怒鳴っているので
関係のない看護師も現れて眺めてるだけの人も
そこにとどめのばかばばぁ看護師中村が
看護師の卵の高校生3人ほどわたしの部屋に引き連れてきて

中村○そば○ぁ看護師
「これが脊損患者に膀胱瘻をすすめる方法です見学しておきなさい」

言いはなって卵を部屋に入れドアを閉めて出ていってしまいました

その間
怒鳴り声は
高田と浜田と中村

私は口パクと百面相で戦ったが
あのときほど悔しかったことはわたしの人生にありません

いまだにわたしが快復したら
あの3人の間抜け看護師に便所のすっぽんで顔吸い付けて引きずり回すのが
快復してから最初にやりたいこと一番です

■その後もう一度泌尿器科で検査したところ

排尿機能は残っているということで
カテーテルではなくオムツに代わり今日に至っています

泌尿器科で検査するとき
恥ずかしがらないでしっかり出すようにすれば出ると思うのは
私だけでしょうか?
少なくとも膀胱瘻つけない生活をおくりたいなら
色んな筋肉使って絞り出しましょう



yozame
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2 コメント

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戦いだぁ! (りんりん)
2011-07-19 15:47:11
本当に戦いですね。
よくここまで知識を得て自分の信念を貫いたと、ただただ脱帽です。

私や私の知人たちは、家族が居るか、どうにか手を使えるので皆自己導尿です。病院では膀胱盧の話は一切されなかったので知識は全く無く、yozameさんのわかりやすい説明でよくわかりました。

何よりNOと言えるその姿勢は見習いたいです。

それで介護士さんとパット交換で、熾烈な戦いをされているのですね~。
返信する
首だけの人生 (yozame)
2011-07-19 18:05:23
そう考えたら
なかなか経験できることでもないので
正面向いて対処していこうと思ったりします

四肢麻痺になって以来
間違ったこともしていませんので
堂々と発言していこうと思っています

でも
ひょいと完治したら
スペイン近辺で遊んでいる可能性も捨てられません♪
返信する

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