ルービンシュタイン ショパン マズルカ集

ルービンシュタイン マズルカ全集

一枚目を訪問入浴中で
ボリュームも絞り気味で聴いたところ

全くつまらないマズルカがタラタラ流れるだけ

お風呂上がって
訪問介護の人たちが帰った後に
ボリュームを上げると

ピアノの響きが迫って来ました
一個一個の音の弾み具合や
弾力などもよく伝わってくるし
和音の響きが邪魔しないで
お互いを持ち上げつつ

全く別物になります

ボリューム下げ気味で聞くルービンシュタインのマズルカは
近眼の人が眼鏡なしで美人さんとデートする様なもので
確かなオーディオ関係と適度なボリュームは大切だということ

もっと追求するなら
聞く方の精神状態なんかでも
聞こえてくる音楽が変わってくるとおもわれます



決して派手でもなく
おしゃれな表現があるわけでもない
普通の演奏ですが
思いっきりバランスの取れた国宝級の茶碗見たいな演奏かと思います

いつ聴いても
隅々まで精神の行き届いた音楽を聴かせてくれる
ルービンシュタインには感謝です

Kakishima