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グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独

2014-02-16 07:42:49 | 音楽
グレン・グールド天才ピアニストの愛と孤独

ここ最近ジャズの合間にグレン・グールドのカナダテレビのDVDボックスを輸入盤で眺めています輸入盤はかなり安いのですが字幕がないのでグールドが何を話しているのかわかりません。
どうもこれから演奏する曲の解説をしてるのでしょう。

天才ピアニストの愛と孤独

なんというアプローチの仕方なのでしょうか?
彼の人生は彼の人生であり愛が彼の音楽に多少の影響は与えたかもしれませんが
作曲家ほど恋愛は音楽に影響を与えないのではと思う私なので
後半の演出はどうだかと思いました

彼が若い頃に影響を受けたピアノの先生が椅子が低く
指の独立の練習方法を公開していたのは興味津々

ロシア公演で成功を収めますが
リヒテルがいたりしたのと
アシュケナージがしっかりグールドのことを認めているところが印象深いし
あれほど綺麗な映像が残っていたことにびっくりですね

実際グールドがデビューし
バッハの曲を録音してくれたおかげでバッハはようやくよみがえったのではないでしょうか?
どう弾いていいのか確立していなかったバッハのクラヴィーア
チェンバロは音の強弱が書いてないのは
物理的に強弱の表現ができないからで
その事実がバッハの曲を感情込めて歌ってはいけないような世界だったのが
何の事は無いグールドは思いっきり口ずさみながらというよりは
ビデオではトランスに入りながら大声で歌っているのはごく当然だと思いました

バッハに対する解釈が変わり始めた頃
私はピアノを習っていましたが
グールド以外のバッハの曲を聴くのはかなり少ないと思いますが
グールドからバッハがさらに偉大だということを教わったのかもしれない

Kakishima
コメント
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