クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

シューベルトピアノ全曲集

2013-10-24 07:40:43 | 日記
シューベルト ピアノソナタ14番イ短調

ミシェル・ダルベルト

中学生の頃ラジカセで聞いていたFMで体に染み込んできた音楽に
ショパンのマズルカとシューベルトの作品がありますが、
こうして特徴ある出足のフレーズであっという間に当時の私を呼び起こしてくれるというか、
深夜に勉強と言いながらストーブにあたりながらインスタントコーヒーとビスケットをつまみながら
ラジカセを聞いていた頃を思い出させてくれます。

このソナタ14番もそんな曲のひとつですがシューベルトのピアノソナタって
特別綺麗なメロディがあるわけでもなく似たようなメロディの間にリズムを刻むところがあるだけ、
私がパソコンで音楽作っていた頃はやはりメロディは乗せないでアンビエントな音楽を作るのが好きでした。

その音楽を聴く人が自由にメロディを浮かべられるように!
ですからジブリの音楽のような作り方は好きではありません。
バッハでも和声進行だけで色々感じさせてくれる音楽を提供してくれています。

シューベルトを聞くと単純なメロディと伴奏の形の音楽もありますが、
メロディは自分で考えてくださいと言われているような気がしてうれしくなります。
押し付けがましくないところがいいですね!



シューベルト さすらい人幻想曲

曲の出足から思い出とちょっと違うようですがこれはこれでいいかも!
シューベルトのソナタはもっと重々しいイメージがあったのですがダルベルトのは重い軽いではなく、
こんなシューベルトもありなんだろうと思う。
決してつまらない演奏ではなく名演かどうかはわかりませんが十分隅々まで磨かれた演奏だと思われます。



ハンガリー風メロディー
ピアノソナタ8番

聞いたことのない音楽がたくさんありますが
わたしシューベルトが好きなようです
単純なメロディ
聴くのに不必要な緊張感を必要としないところ
録音も良いのだと思います


まだ全てを聞いたわけではありませんがこの値段でここまで楽しめるこの全集は
コストパフォーマンス?という点ではこれまでで一番かも!

ミシェル・ダルベルトはお勧めかも♩

Kakishima

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする