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クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

チェット・ベイカー

2012-02-01 14:10:03 | ジャズ
【テレビ再生でジャズは聴けるか?】

先日ノダメの映画を見て
今のテレビ機材環境でもヴォリュームを35くらいまであげれば
まーまー聴こえてくるじゃないですかと・・と・・おもいきや!

ジャズで障害者施設という煩い環境では
聴きたい音色になりませんでした
特にベースの音がほとんど聞こえてこないジャズのライブは
頂けません!

ただ
チェット・ベイカーと言えば破滅型ジャズマンという噂を聞いていて
きっと女もとっかえひっかえいつかは女性に刺されるタイプで

等と想像していたのですが
演奏は飾り気のない真実で勝負ですね

トランペットのフレーズにしても
厳選されたフレーズで好感持てますし
歌にしても思いっきりクールで言い分なしです

はやく
環境整えて
よい音楽に浸れる時間が欲しいですね♪

yozame

ニーナ・シモン

2012-01-27 12:08:20 | ジャズ
ライブ・イン・オランダ1965/イギリス

はじめて聴くジャズシンガー
ピアノ&シングと書いてあるので
カーメン・マクレエを想像しながら録画した映像を眺めると

どうでしょうか?
自分の世界が作り上げられているような気がします

先日感動した
ビョークにちかいのかな?


おもったら客と一緒に歌ってるし♪

歌としてのテクニックはどうかわかりませんが
歌うことによるメッセージはビシビシ伝わっているように思えます


いやー
音楽を楽しんでいますね♪

ミュウミュウの世界とは別で
どうでしょう?

ニーナ・シモン
もう少しCDでも購入したら世界が広がるかも

yozame

ピアノが弾けない身体になって

2011-06-23 10:32:44 | ジャズ
2006年7月に交通事故で脊髄損傷になっていらい
障害者施設と言う刑務所以下の場所で生活を送る毎日です

■事故でピアノが弾けない身体になりましたが

音楽は相変わらず好きらしく
スカパの324chミュージックから
気になる番組だけ録画しては見ています

見ているだけですが
音楽に対する思いや知識・感性が10年前とは違うらしく
昔気がつかなかったことが沢山あったことに気がつきます

■音楽から遠ざかっていても

音楽を聴く耳は自然と成長しているようです
現在この文章書きながら聴いているのは
『デイブ・ブルーベックライブ』
微妙にベースの音も聴こえてきてテレビとしては
聴ける方だと思いますが

自宅だと
もっと自分の聴きやすい環境にしてしまうと思いますが
障害者施設では諦めるしかなく
自宅ができるのを待つしかない

■「一生に一度聴かなきゃいけないjazz デイブ・ブルーベック ライブ」

CDも2枚程度しか持ってないブルーベックのジャズですが
有名なテイク・ファイブは誰でも知ってる名曲

このビデオ名演だし
大人なら痺れて動けなくなること間違いないと思うほどお勧め
円熟期の素晴らしい演奏だと思います

■NHKに流れる○響の定期演奏会みたいな腑抜けた演奏でない

クラシックも好きなので
時おり協奏曲をやってるとき録画しますが
名曲なのに演奏が邪魔してる・・・

何度録画しても
もう一度聴きたくなるような演奏には出会えません
え?
なぜそんな演奏なの?
手抜き過ぎません?
など

とても残念な交響楽団だと思います

■若い頃は10年やってだめなら違う道も

等といいながら
クラシック・jazz・作曲とやってきましたが
今になってジャズであろうがclassicであろうが
もっと追求したくてしょうがありません

継続するってことは
本当に大切なことですね

■一生継続できるものを見つけられることは幸せだと思います

愛であろうが仕事であろうが


yozame

ジョン・コルトレーン

2011-06-06 14:10:29 | ジャズ
ライブ・イン・ドイツ・ベルギー

■なんと普通の演奏をしてる

コルトレーンといえば
天国にでも登ったかトランス状態になるかの演奏は
わたしよくわかりませんが

これまたスカパの映像からですが
スタンダードの伝統的な演奏から
シルクトーンと言われている演奏に移行する時期のコルトレーンが
見れているのかも

ただ
ピアノはマッコイ・タイナーではなさそう
極普通っぽい演奏をしてらっしゃる

ベースも普通っぽいし
テーマをトリオとして聞いてても不満のない出来だと思われます

■途中からベルギーのライブになるらしく

オータム・リーブスのピアノバラードからテーマがホワッツ・ニューにかわり
コルトレーンが

でもう一人サックス走者がてーまをかえて演奏
軽くバイテンになりもどっておわり

なんと
ピアノ奏者がかわり曲がセロニアスの
ハッケンサックだ♪

なるほど
コルトレーンも楽しげにシルクトーンを

うわ
代わったピアニスト
数段ええ感じですね♪

でも・・・マッコイ・タイラーではなさそうにみえる

そうこうしてる間に
マイフェバリットシングス

うわ
あかん・・
うわ・・
フルートまで入ってるが
キーを勘違いしてるような演奏

■コルトレーンすきになれないかも・・・

あはは
わたしには難しい
もっと普通の演奏が好きかも




yozame

チェット・ベイカー

2011-05-27 08:27:33 | ジャズ
CS放送でライブをチラッと見かけて
釘付けになりました

白黒の映像で
手前でソファーか椅子に腰掛け
歌とコルネット


彼のCDは有名な一枚だけ所持していますが
勿論名盤ですから素晴らしい演奏です


彼のイメージは
ジャズ界きってのもて男で
実際若い頃は伊達男も良いところ
次から次へと女を取っ替え引っ替えしてるから
そのうち女性に撃たれるか刺されるかしそうな生活をしてるミュージシャン

そのビデオでは
前歯が一本欠けていましたが
女がらみで他の男に殴られたのでは?

などと想像させてくれるくらい
良い男です


そんな彼の演奏なのですが
ものすごく丁寧な演奏です
1音1音心を込め丁寧に吹ききっています

ジャズと言えば
勢い良く何弾いてるかわからないようなイメージですが

彼は1音1音選んで吹いています
歌もものすごく丁寧に歌っています

そんなことに
今まで気がつかなかったことに深く反省


■わたしは勢いで表現する芸術は嫌いです

それに偶然表現できたという芸術も嫌いです

以前お菓子作りの辻さんが
飴のお菓子か何かで勢い良く割って
勢い良く振りかけて
偶然できた作品を作品といってるのに疑問を持ちましたし

最近NHKで北野たけしさんが自転車と風船で何かやっていますが
わたしはあの手の作品は好きではありません


■リヒテルというソビエトのピアニストが

ストラビンスキーの「展覧会の絵」をライブで弾いた名盤がありますが
彼は翌日スタジオ録音で同じ曲を録音していますが
30分前後の長い曲なのに1秒の差もなく
同じ表現で弾ききっています

その日の気分やホールの響きなどは関係ないのだと思います
頭の中にある表現したいことをいつでも正しく表現できることが
芸術ではないかと
私は考えます

■日本舞踊の国宝のおばちゃん

舞台にたてば
始めから終わりまで
初々しい若い少女の様な可憐さで
踊りきってしまいますし

どの場面を抜き出そうが
完全に昇華された芸術を表現しきっています

チェット・ベイカー
恐るべし



yozame