ヘンリク・シェリング
CD 21》
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
[演奏]
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]
1973年、オランダ
私の大好きな曲
なんの不満もなく演奏しきっています。
安定した良い演奏ですね
柿島秀吉
ヘンリク・シェリング
CD 21》
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
[演奏]
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]
1973年、オランダ
私の大好きな曲
なんの不満もなく演奏しきっています。
安定した良い演奏ですね
柿島秀吉
サンソン・フランソワ
Disc1
ショパン:
1. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
2. ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
モンテカルロ国立劇場管弦楽団
ルイ・フレモー
久しぶりに聴くサンソン・フランソワ
コンチェルト1番ピアノの出足?
ノダメだったかピアノの森だったかを思い出させる大胆な解釈
コルトーに見出されたという話を聞くまでもなく彼のピアノは一音一音が歌であり訴えたい言葉であるのがよくわかります!
彼の演奏はずっと何かを訴えているので聴く人を飽きさせることがないのだと思います。
今時もっと技術的に高いピアニストはたくさんいてもサンソン・フランソワほど心を引きつける音を作り出せる人は少ないように思います。
全曲通して丁寧な解釈を元に丁寧に弾いてるので人間国宝の舞踊家を見るのと同じような感覚になれると思います。
踊りの中のどの一瞬を抜き出しても絵になる美しい踊りの様に!
勢いのあるフレーズであろうがやっつけで弾くのではなく丁寧に引き切るという演奏なので何度聞いても飽きないのだと思います。
サンソン・フランソワって素敵なピアニストです。
柿島 秀吉
ヘンリク・シェリング
《CD 20》
ベートーヴェン:
1) ヴァイオリン協奏曲Op.61、
2) ロマンス第1・2番
[演奏]
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ
1973年、アムステルダム(1)、1970年、オランダ(2)/
ヘンリク・シェリング の演奏は古典派が聴きやすいかも!
柿島 秀吉
ヘンリク・シェリング
イングリット・ヘブラー
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
1) K.296、
2) K.301、
3) K.302、
4) K.303、
5) K.304、
6)「羊飼いのセリメーヌ」の主題による12の変奏曲K.359
[演奏]
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
[録音]
1969年(1,5)、1972年(2-4,6)、ザルツブルク
《CD 10
1) K.305、
2) K.306、
3) K.376、
4) K.377
[演奏]
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
[録音]
1972年(1-3)、1969年(4)、ザルツブルク
《CD 11》
ヴァイオリン・ソナタ
1) K.378、
2) K.379、
3) K.380、
4) K.454
[演奏]
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
[録音]
1969年(1,4)、1972年(2,3)、ザルツブルク
《CD 12》
ヴァイオリン・ソナタ
1) K.481、
2) K.526、
3) K.547、
4) 「ああ、私は恋人をなくした」の主題による6つの変奏曲K.360
[演奏]
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
[録音]
1969年(1,2)、1972年(3,4)、ザルツブルク
録音状態は大変よいと思います。
イングリット・ヘブラーは1926年オーストリア出身ポーランド出身の両親の元10歳までポーランド在中ヘンリク・シェリングは1918年ユダヤ系ポーランド人
演奏を聴いてるとヘブラーが主導権握ってるかと思ったが五分五分の音量で録音はされてるモーツァルトのヴァイオリンソナタをこうして何度も聞き返せるほど文句の出ない演奏だと思います。
イングリッド・へブラーのピアノはオーソドックスで優雅で音は暖かく神経質なところが一切ないのがヘンリク・シェリングのこのヴァイオリンの音色にあってるのだと思う。
先日YouTubeにてウラディミール・ホロヴィッツのリサイタルを見てモーツァルトの曲ですがどんだけ歌い切るのと思うぐらい素敵な演奏を聴いて感動してたのですが、ウラディミール・ホロヴィッツの弾くモーツァルトはウラディミール・ホロヴィッツの音楽であってあそこまでいかなくともイングリッド・へブラーの弾く淡々と暖かいモーツァルトで十分だと思う。
思わずイングリッド・へブラーの弾くモーツァルトピアノソナタ全集を注文してしまいました。
イングリッド・へブラーにはクラウディオ・アラウと似たように私のような北陸の人間に好まれる暗さがあるのかもしれません。
関西人ぽいリリー・クラウスよりヘブラーを私は好きです。
あれ
ヴァイオリンの話ではなくピアノの話に変わってしまったかも!
柿島秀吉
ヘンリク・シェリング
《CD 7》
サン=サーンス:
1) ヴァイオリン協奏曲第3番Op.61、
2) ハバネラOp.83、
3) 序奏とロンド・カプリチオーソOp.28、
4) ラヴェル:ツィガーヌ
[演奏]
エドゥアール・ヴァン・ルモーテル(指揮)
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
[録音]
1969年
69年録音のこの曲と65年に録音されたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とではヘンリク・シェリングの使ってる楽器があからさまに違うと思われます。
ベートーヴェンの時は高温の弦が大変よく響くのですが響かせ方にコツがあるらしく苦労してコントロールしてる感じが好印象で大変人間らしさが感じられることで何度も聴ける不思議な魅力を醸し出しています。
ところがこのサン=サーンスの曲ではヴァイオリンのどの弦も均等になる安定した楽器です。
ダヴィド・オイストラフほどではありませんがよい感じで演奏されてます。
この曲を聴いてベートーヴェンの不安定な魅力がなんだったのかよくわかります。
このレベルの演奏家にとって普通に弾き切るのは当たり前
それ以上にどれくらいの愛情があるかがポイントでしょうか?
柿島秀吉