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クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

Celibidache [DVD] [Import] (2012)

2014-03-19 07:21:44 | 音楽
Celibidache [DVD] [Import] (2012)
Schumann (アーティスト), Munchner Philharmoniker (アーティスト) | 形式: DVD
\4,306

なんと!
チェリビダッケとバレンボイムでブラームスのピアノ協奏曲1番と2番
ついでにシューマンとチャイコフスキーのピアノ協奏曲も入ってその他のリハーサルの映像が観れて4千円!


障害者施設ではこの環境を造って過ごすのは無理でしょうといったら
そんなことはない自分のステレオを部屋で鳴らしている人はいると言われるかもしれないが
実際の音量は?

私でさえ自宅のこの部屋ではいまだに十分な音量は出していません
近所迷惑にならないようにですが
それでも他の人が聴くと多少大きめの音量だと思います
両手両足動かない人間が何かを楽しみたいと追及する場合
自宅でしかできないことばかり

手枷足枷ばかりの障害者施設では人間らしい生活なんぞ願うのは無理な話です
個室とは名ばかりの職員には勝手に出入りされるし
何かしようなんて到底浮かばない場所には2度と行くことはないです。



自宅戻ったら楽しもうと思っていたDVD環境がようやく完成したところですね
新居自体もっと早く完成するものだと思っていたのですが
待ちきれなくて今の自宅にて完成してしまいました。

チェリビダッケとバレンボイムのブラームスピアノ協奏曲は
堂々としたチェリビダッケに対して
バレンボイムが多少熱くなっていると言うか
押せども暖簾に?
なんせフルオーケストラを洋々と扱うチェリビダッケ
それに寄り添うバレンボイム!

うーむ!
バレンボイムオケとぶつかると勇み足気味になってしまうこと以外は
なんと贅沢な音楽鑑賞でしょうか!

試しにボリュームを思いっきりあげてみると
バッチリホールに迷い込みます
気にしたボリュームでもホールの真ん中あたりにいる気分になれることが判明!

ジャクリーヌのDVDで徐々に馴染んで来ましたが
これから音楽は大画面とボリュームあげた環境で包まれていきたいですね

チェリビダッケってもっと神経質な人を想像していましたが
誠にヨウヨウとフルオーケストラを扱い切っています
無駄な動きもなくかなり分かりやすいオーソドックスな指揮ぶり
バレンボイムさんはジャクリーヌより小さいのは先日の映像で知っていましたが
ピアノを弾いている姿を見ながら演奏が聴けるのは幸せの限りですね!

Kakishima

グレン・グールド ベートーヴェン バガデル バリエーション

2014-03-18 07:19:55 | 音楽

Beethoven: Vars & Bagate
ベートーヴェン
グレン・グールド

Disc. 1

01. 32 Variations On An Original Theme In C Minor, WoO 80: Tema. Allegretto - Variation II
02. 32 Variations On An Original Theme In C Minor, WoO 80: Variation III - Variation V
03. 32 Variations On An Original Theme In C Minor, WoO 80: Variation VI - Variation VIIl
~~~
30. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Variation X
31. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Variation Xl
32. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Variation Xll
33. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Variation Xlll
34. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Variation XlV. Minore
35. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Variation XV. Maggiore. Largo
36. 15 Variations With Fugue In E- Flat Major, Op. 35 'Eroica': Finale alla Fuga. Allegro con brio - Adagio - Andante con moto

Disc. 2
01. 7 Bagatelles, Op. 33: No.1 In E-Flat Major. Andante grazioso quasi Allegretto
02. 7 Bagatelles, Op. 33: No. 2 In C Major. Scherzo. Allegro
03. 7 Bagatelles, Op. 33: No. 3 In F Major. Allegretto
04. 7 Bagatelles, Op. 33: No. 4 In A Major. Andante
~~~
12. 6 Bagatelles, Op. 126: No. 5 In G Major. Quasi Allegretto
13. 6 Bagatelles, Op. 126: No. 6 In E-Flat Major. Presto - Andante amabile e con moto

最近大げさな音楽ばかり聴いていたので
バガテルがとても心地良く楽しめます


7つのバガテル op.33
6つのバガテル op.126

朝一で聴くにはなかなかいい感じかもしれません
曲もいいのが多く
私も小さい頃からピアノ習っていたならこの辺の曲をもっと弾いていたかもしれないな~などと!

先日施設から脱出してから買いためたCD類が随分山盛りになってきたのと
優秀な介助者が1人増えたので音響周りをいじってみようと考えています
テレビを真ん中にして
スピーカーを三角形の底辺にするだけですが
今まで何故やらなかったのか不思議なくらいです

きっと新居まで我慢しようと考えていたのでしょうが
せっかくですから整理してみようと思います

これで成功すれば時期スピーカー候補も見えてくるかもしれませんね!

エロイカの演奏は
第一印象だけで判断するならアラウの貫禄勝ちかも!
興味のなかった曲だったのをあれだけ惹きつける表現力は
じっくり体験し学習考察する対象になると思いました。

クラシックが好きでよかった♪

Kakishima

ジャクリーヌ・デュ・プレ ベートーヴェン ピアノ三重奏

2014-03-17 07:11:56 | 音楽
ジャクリーヌ・デュ・プレ

ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 3番 ハ短調op1-3
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 7番 変ロ長調Op.97「大公」

ハ短調op1-3
きっと昔演奏で取り上げたんだと思う
ハイドンのトリオもその頃取り上げていたかもしれない

ベートーヴェンのトリオが何曲あるのかはっきり知りませんが
アンサンブルが好きになったのはこの頃の体験からだと思います
カセットテープでも残っているといいのですが

昨日からこのCDをずっと聞いていますが飽きません
ベートーヴェンって偉大ですね

トリオになるとピアノに耳が向いてしまいますが
バレンボイムを昔映像でベートーヴェンソナタ全集のようなものが放送されていたのを見た時感じたのですが、力の抜けた羨ましい弾き方をしていましたが、ここでも同じで無駄な力は感じられないのでピアノが良くなっているように思えます。
何と無くアラウの弾き方と似ていて多少かっちりした程度の違いでしょうか?
本当に綺麗な音を奏でる人ですね!

トリオになるとデュ・プレはアンサンブルするようです
いつでも私が一番という性格ではないようです
昨日からトリオの1番から7番くらいまでを
CDでは8~10でトリオを楽しんでいますが
稀にここでそんな表現するんだってことはありますが
ずっと聞いていて飽きません
他のCD聴いてるときは耳が音楽から外れたりしますが
このトリオはかなり優秀に感じられます。

ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.1-1(1794年)
ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 Op.1-2(1795年)
ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3(1795年)
ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調「街の歌」 Op.11(1797年)

作品番号から最初の3曲はハイドン門下の頃でしょうか?
街の歌まで意気揚々としていたかどうかわかりませんが
遺書を書く前に作曲されていますが作品番号の割りにしっかりベートーヴェンらしさが出ているように感じられますし、私はベートーヴェンのトリオは全部好きかもって
もしかしなくともベートーヴェンの作品にケチをつけること自体間違っているのだと思います。



ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調「幽霊」Op.70-1(1808年)
ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op.70-2(1808年)
ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」Op.97(1811年)
ピアノ三重奏曲第8番 Op.38(Op.20の編曲)(1803年)
ピアノ三重奏曲第9番 変ホ長調 WoO.38(1791年)
ピアノ三重奏曲第10番 変ホ長調「創作主題による14の変奏曲」 Op.44(1792年)
ピアノ三重奏曲第11番 ト長調(アダージョと、ミュラーのジングシュピール「プラハの姉妹」の「私は仕立て屋カカドゥ」の主題による10の変奏曲とロンド(Adagio, 10 Variationen und Rondo über das Theme 'Ich bin der Schneider Kakadu')Op.121a(1803年? 改訂1816年)
アレグレット 変ホ長調 Hess 48(ピアノ三重奏 断章)(1792年)
ピアノ三重奏曲 ニ長調 Biamonti 425(交響曲第2番より編曲)(1805年以前)
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.63(Op.4の他人による編曲)(1806年)
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 WoO.39(アレグレットのみ)(1812年)

Wikipediaから張り出した作品集ですが
身体が不自由なのでちょこちょこどれがどの曲かなどとチェックする間も無く
音楽を聴いていますが
時折この曲好きだわって思っても
どの曲の何楽章か知らないまま聞いているのが多少さみしいですが
好きな音楽がどんどん増えるのは良いことだと思います。

Kakishima


ジャクリーヌ・デュ・プレ BOXより

2014-03-14 07:19:28 | 音楽

◆ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 B/シカゴ交響楽団
◆ドヴォルザーク:『森の静けさ』 同上 
◆シューマン:チェロ協奏曲 B/ニュー・フィル

ドヴォルザークのチェロ協奏曲は半年ほど前にロストロポービッチのDVDを購入したのですが一度眺めただけで素通り状態です。
今回のように映画を見て刺激を受けて尚且つ音楽で感動して前向きになっている時だと音楽がよく聞こえてくるのかもしれません。
ピアノが聞こえてこない音楽は久しぶりに聞いていますが確かに交響曲を聞ける条件が揃ってきたのかもしれません。

ドヴォルザークもシューマンもチェロ協奏曲は初めての曲なので
曲を聴いて覚えるくらいにならないと楽しめるようにならないと思います。

昨日ジャクリーヌ・デュ・プレの思い出というDVDを拝聴しましたが
頭をよく振るとか体を動かしすぎるとか
確かにレッスン風景を眺めていると先生とは随分違いますが
グールドと同じで
デュ・プレはあの弾き方なのであの音楽が生まれてくるのだというのが何と無く理解できます
とにかく運動神経がよく特に気に入ったのがのけぞって力を抜いて弾いている時の音色など
響く響きも動きと同様に万華鏡のように変わりつつ鳴り響くとでも言いましょうか
とにかく劇的であり運動神経がよくゆったりとした巨匠の風格を持ち合わせている方のようです。
デュ・プレのおかげで趣味が増えたのは間違いありません
感謝!

ドヴォルザークのテーマは超有名ですね

うわ!ジャクリーヌ!
かっこええわ!
ジャクリーヌって聞き流すことを許さないっていう感じで訴えてくるようです

3楽章はこれまた有名なトライアングルがなっていますね
ジャクリーヌを通じてクラシックファンになるのは間違いなさそうです
今はクラシックが聴ける体であることに感謝しています

シューマンのチェロ協奏曲

誠にロマンチックな曲だこと!
初めて聞く曲は何度も聞かな事には
一緒に鼻歌が浮かぶくらい聴かないといけないと思うが
先日聴いたエロイカは変奏曲だから聞きやすかったのでしょうか?
知らない曲に出会えるだけで感謝しています

Kakishima




クラウディオ・アラウ ベートーヴェンピアノ協奏曲5番

2014-03-12 08:01:53 | 音楽

クラウディオ・アラウ ベートーヴェンピアノ協奏曲5番

王立アムステルダム コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク
1964年録音

1. ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37
2. 同第4番ト長調op.58
3. 同第5番変ホ長調op.73「皇帝」
4. 「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調op.35


皇帝ですが
前の2曲より元気よく始まります
今まで聞いていたアラウならもう少し静かにかと思いきや
思いっきりエンペラーしているように思えます
3番4番の時は目立たなかったのですが
オーケストラの粗が見え隠れしてるように感じるが
こんな時楽譜と一緒に聴きたくなりますが今はむつかしい環境です

皇帝なんて名曲中の名曲
誰が弾いてもそれなりに感動できそうだが
それでも文句いう奴がいたりするが
それにしてもアラウって懐が深い!

皇帝は少し雑に聞こえますが

エロイカ主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調

2枚目のCDで皇帝とカップリングですが
こっちのバリエーションの方が皇帝より楽しめると思います
エロイカのバリエーションがこれほど素敵な曲だということに始めて気がつかされました
このバリエーション聴く前にベートーヴェンのソナタ全集を四千円程度で見つけすぐに注文出したのは正しかったと思います。

あ!
完全にはまってしまいました
このエロイカっていう曲はほぼ始めて聴く曲ですが
そんな私がいきなり好きになってしまうほどアラウの演奏は訴えてきます
早速グールドのバリエーション見つけて注文しちゃいました
あっという間に聴いてないCDが増えていきます
あはは


さりげなく朝一でグールドでバリエーション聞いていますが
しっかりペダル使うのですね
グールドがベートーベンを弾いています
かなり熱い演奏です!
グールドはバッハだけではなくベートーヴェンにおいても
感動させてくれるようです。

あら?
エロイカって曲がいいのですね
名曲です
聴いてすぐに好きになれる曲って名曲と呼んで間違いないと思います

Kakishima