日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

世界から核兵器がなくなるその日まで

2011年08月07日 22時22分40秒 | 国際・政治

昨日、8月6日は、66年前、広島で原爆が炸裂した日…

私は、高校時代から核兵器をなくす運動に参加し、多くの被爆者の方の証言を聞かせていただく機会がありました

学生時代、8月6日に広島を訪問したとき被爆体験を証言された女性の方は、最後に自分の背中をみせてくれました。くっきりと、人の形をしたやけどの跡が残されていました

わが子を背負った背後から原爆の閃光を浴び、自分だけが生き残った…。「生きていてよかったのだろうか?」と、ずっと悩み苦しんできた方でした

原爆は、人の命を奪うだけではない。人生そのものを深く、深く、傷つける…。二度と被爆者を生み出してはいけない!私の大事な原点です

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先日、健康友の会が主催して行った映画上映会で、ごあいさつする機会がありました。上映された映画は、「父と暮らせば」

井上ひさしさん原作の作品で、「原爆で生き残った自分は幸せになってはならない」と悩む娘を、原爆でなくなった父が幽霊となって現れ、励ます物語。原爆が、人の人生そのものを深く傷つける、絶対に許されない存在だという告発とともに、未来への希望も語られる、前向きな、私もとても好きな作品です

核兵器をこの地球上からなくすためにも、被爆体験を語り継ぐ、こうしたとりくみは本当に大切ですね

私も、この人生をかけて、核兵器のない世界の実現にがんばりたい。


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