日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

明けない夜はない!

2007年12月31日 00時31分35秒 | 国際・政治

いよいよ今年、最後の日を迎えました…

予定候補の活動を開始して1ヵ月半。

この短い期間にも、多くの変化を感じさせる出会いがありました。

●ある地域では、元社会党議員だったという方が「演説を聞いて気に入ったから家から出てきた。昔は共産党ともずいぶん喧嘩もしたが、今はおたくしかない。がんばれ!」

●あるお店を訪問するとニコニコ顔でお茶も出して話が大盛り上がり!「昔からの支持者?」と思って横の壁を見ると、小泉首相から自民党員拡大の賞状が…。「昔は自民党後援会役員だった。大手が進出する今の政治はダメ」と赤旗読者に

ワーキングプア、無理心中…。貧困を広げに広げた自民・公明政治への怒り…

国民との信頼を裏切り、自民党と変わらない姿をさらけ出した民主党との大連立…

「こんな政治ではダメだ!」「まともな党にのびてほしい!」

これまで立場が違っても、その願いで多くの方々と対話が弾む!

その実感を深めることができた毎日でした。

14dec00

写真は私の暮らす団地で撮影した夜明け♪

どんなに暗い社会・政治でも、明けない夜はない!

08年、夜明けを実現させる年にしてゆきたい!私の決意デス。

皆さんも、よい年をお迎え下さい!

m(__)m


実際に外環道予定地を見てみると…

2007年12月30日 21時46分18秒 | 国際・政治
年の瀬を迎え、ぐっと寒さが増してキマシタ( ̄~ ̄;)

今日は、着込んで三鷹・北野という地域を自転車であいさつ訪問!

この地域は、外環道路と中央高速とのジャンクションが計画されています。

訪問先は、どちらも一方的な外環道路建設に不安を感じ、住民投票運動をすすめてきたお宅ばかり。

先日、このブログでも報告した国幹会議の様子を伝えてきました。

「住民の声を徹底して無視したヒドイ会議だった。しかし、いつまでに建設するのか期日は言えなかった。住民世論を恐れている表れ。これからの運動が大切!」

それぞれの玄関先でエール交換(^O^)/

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●自宅の隣から並ぶ家がすべて取り壊され、そこに道路が通るというお宅

●地下道路からの排気口がつくられるという場所は新興住宅地

実際に地図を眺めながらお話をうかがうと、驚かされることばかり。

住宅地に排気ガスが降り注ぐような計画…

しかも、多くの家や農地が追い出され、つぶされる…

このようなリアルな現実すら踏まえず建設をすすめようという国、都、道路族議員たちの存在には、背中に寒いものさえ感じます。

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昼には、三鷹・大沢地域の後援会餅つきにおじゃましました!

今月2回目の餅つき…。少しは上達したカナ(*^_^*)

手術の傷を抱えてまで働いて

2007年12月29日 20時28分30秒 | 国際・政治

今日は、稲城で岡田市議、たらお市議、楠原市議と訪問行動!

夕刻には、平尾という地域の日本共産党後援会・忘年会におじゃまし、おいしい料理をいただきました♪

訪問させていただいた、ある年金生活の女性の方は、今年、夫が突然に亡くなる不幸がありました。

自分の年金だけでは生活できない…

この方自身もガン手術を終えて間がなく、傷口の痛みをこらえながらパート勤務の日々。

年末年始も1日を除いて働き続けるそうです( ̄□ ̄;)!!

貧弱な年金制度、非正規だらけの仕事…。すべて自民・公明などによってすすめられた福祉切りすて、雇用流動化政策の影響を受けたものばかり(-_-メ)

誰しも陥りかねない政治によってつくられたワーキングプアの実態を見せつけられた思いでした。

政治の責任で人間らしく働ける社会をっ!

決意をあらたにしました。

29dec00

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写真は稲城特産の梨をつくる農園!

稲城では市役所の周辺など、多くの梨園が広がっています。大きくて甘いとのこと(≧▼≦)

1個500~1000円!!なかなかの値段ですが、一度、食べてみたいなぁ…(*^_^*)


商店街活性化を政治の責任で

2007年12月28日 22時35分35秒 | 国際・政治

今日は、調布のいび市議、むとう市議と、日ごろお世話になっている商店に訪問!

共通していたのは、商売を苦しめる政治の傷の深さ…

●昼食で立ち寄ったトンカツ屋。「規制緩和による大型店進出で客がドンドン取られる。開店30年以上、来年も続けられるか分からない」

●食料品店。「毎年『来年は店じまい』と言っている。消費税が上がるともうやっていけない。商店街の街灯もいつまで維持できるか…」

●不動産屋。「大手の不動産会社は政治家と組んで一等地にどんどん進出し、年々、経営が苦しくなっている」

これに追い討ちをかけるように、調布市では、自民・民主・社民などの賛成で事業ごみ負担を1・6倍にする法律が通過…

●理髪店。「散髪で切る髪の毛はすべて事業ゴミ。大手の激安店に客をとられてただでさえ大変なのに…」

●八百屋。「そんなにゴミ代が高くなるの?それじゃあ売り上げと同額の負担だよ!」

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八百屋さんで見せていただいたのは箱に入れられた白菜。1箱分の販売額は500円、もしこの白菜を事業ゴミで処分したらほぼ同じ金額がかかるとのこと…

有料化はゴミ削減に効果的だとは言えまセン

リサイクルにかかる高いコストを自治体負担にしている仕組みなど、手を入れるべき問題が数多くあります。有料化とともに不法投棄の広がりも…。生産されるゴミの総量を抑えない限り、棄てる節約にも限界があります。

欧州では、ゴミの発生源の根本である生産企業の責任を明確にし、再生可能な容器の活用などゴミの総量そのものを減らしています。

消費税増税、大型店進出の規制緩和、事業系ゴミの大幅値上げ…。聞けば聞くほど、中小商店の経営を苦しめる話ばかり…

地域のコミュニティーを支える大事な商店街。これを切り捨てるのも、活性化させるのも、政治の流れ一つでまったく変化すると実感しました。

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商店街をあいさつしながら、むとう市議は自宅にかざるお花をたくさん買っていました♪

学ばされ、商店街のぬくもりにも触れた1日でした。


「二度と戦争はくり返さないで」

2007年12月27日 20時24分13秒 | 国際・政治

今日も自転車で狛江の町を駆け抜けました!

最近、朝は寒くなってきましたが…。しかし、今日の日中は日差しもあたたかく、ポカポカ♪

自転車はとても気持ちがいい!多摩川の土手も走りました。

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玄関先での立ち話。以前も紹介しましたが、出会った方々の人生を追体験できる、とっても貴重な機会デス。

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今日は、多くの戦争体験を聞かせていただきました…

「戦時中、東京大空襲を生き延びた。多くの積み重なる死体、逃げてくる人の服も肌もヤケドでボロボロ…。終戦直前には隣組を通じて『何かあればこれで自殺するように』と青酸カリまで配られた」!

「絶対に戦争はくり返してはいけない」。本当に重みのある発言…。沖縄だけでなく、東京でも自決がすすめられていたことにも驚きました。

別の方は、

「狛江に暮らして70年。戦争中は狛江が空襲で飛来する爆撃機の通過点だった。貧しくて、死と隣り合わせの毎日」

この方も最後に言われた言葉。「戦争は絶対にくり返してはいけない」!

本当にそうですね。

戦争の悲惨さを体験した方が年々少なくなり、生々しい体験を見聞していない政治家が政治を動かす…

昨日も、沖縄教科書問題で、日本軍の強制の文字は復活することはありませんでした…

戦争を美化する先にあるもの。それは、再び戦争をくり返す道!

「9条を守りましょう」!この握手を多く積み重ねた日になりました。