日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

調布土建・主婦の会との元気が出る懇談!

2009年01月31日 00時59分00秒 | 国際・政治

27日は、終日、調布で行動…

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まずは恒例となった調布駅南口での早朝宣伝に雨宮幸男市議とともに参加!体が芯まで冷え込むような天候の中、宣伝準備の段階から「がんばって下さい!応援してます」と若い男性の方が握手を求めてくるなど、今日も多くのうれしい激励がありました

日中は、後援会員さんと一緒に訪問行動!「共産党はなぜ党名を変えないの?」という質問から家庭内の悩みに至るまで、実に多彩な交流に…

「最近、日本共産党が注目されているね」など、あたたかい反応が相次ぎ、この日、新たに5人の方が後援会ニュース読者となりました




そして、夕方には東京土建調布支部の主婦の会が行った、衆議院小選挙区東京22区の予定候補者へのアンケートへの回答、それにもとづく懇談会に、岸本なお子市議いび匡利市議とともに参加しました

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建設職人は、多くの方々が家族で経営を営んでいます。主婦の会は、女性ならではの視点・要求を大事に活動をしている皆さん…

私の事務所にアンケートとともに届いた「主婦の声」には

賃金の低下や仕事量の減少で苦しんでいます

「今年70歳になるが、主人は脳梗塞で働けず、私がパートで家計を支えています」

「増税や天引きなどで母親の年金の受給が半分になりました」

など、切実な声の数々が紹介されていました

懇談でも、仕事と収入の激減、家族の介護や医療をめぐる実態など、建設職人の家庭を襲っている生活困難の実態がリアルに出されました

「これ以上、仕事と生活を追いつめる消費税増税は許せません。後期高齢者医療制度など、福祉を節約の対象としてしか考えない自民・公明政治のあり方は憲法に反しています。憲法を生かした国づくりをすすめたい」

主婦の会の皆さんからの要望と、私のめざす方向はピタリと一致!

「ご一緒に要求実現のためがんばりましょう」

ただのアンケート回答に留まらない、たたかいを広げる決意あふれた元気のでる懇談会となりました





◆ 吉岡正史    東京22区事務所 ◆
    【住所】  調布市布田2-47-5
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「生活の場」、学童保育の充実を求めて…(2)

2009年01月30日 00時12分00秒 | 国際・政治

(昨日からの続き)

◎「生活の場」にふさわしい学童保育の環境が整備されていない

学童保育が法的に位置づけられて以降、施設も入所も広がりましたが、希望者に対して施設数が追いつかず、狭い空間に子どもたちがギュウギュウ状態の施設が増加…

厚労省は、大規模学童の解消のため「71人以上の施設に対し2010年度以降の補助金を支給しない」と発表しましたが、補助金も低いまま、しかも拘束力ある最低基準がないまま、環境改善の保障になるのか?疑問が残ります

逆に、71人以上の状態を改善できず補助金がカットされたり、入所を断り強引に70人以下にする施設が生まれはしないか?懸念も残ります

厚労省とのやりとりでは、学童保育所を運営している方から深刻な実態も紹介されました

「ガイドラインは『児童1人あたり1・65㎡以上の面積確保がのぞましい』とあるが、これは保育園の年長基準と変わらない。体格も行動力も違う学童にこの基準では不十分」

この保育所では、自治体から台所や使っていない風呂場の面積まで入れた「1人あたり1・65㎡」という基準を押しつけられ、「もっと入所できる」と次々子どもたちを受け入れ、その結果、暑い夏に足を重ねあって昼寝するような状態に…

ガイドラインでは「子どもが生活するスペースについて1・65㎡」という但し書きがありますが、自治体に対し拘束力がない「努力目標」に留まっているため、こうした“脱法的”運営まで強制され、行われている…

保育園のような拘束力のある最低基準づくりの必要性を痛感させられました




◎「全児童対策事業でいい」と学童保育そのものをなくす自治体が生まれている

渋谷の田中まさや都議予定候補の話は衝撃的でした

「渋谷区は08年4月から学童保育所をやめて全児童対象の『放課後クラブ』に解消した。専門職員も少なく、雨の日は20人の児童を6畳の広さに押し込めビデオ上映で済ませたり…。『つまらない』とコンビニにたむろする子どもまで生まれている」

渋谷区議会で厚労省のガイドラインのことを質問したところ、「『放課後クラブ』は対象外なので関係ない」

全児童対象ということで、学童保育所の待機待ちも「ゼロ」としてカウントされている…

実は、川崎市でも全児童対象の「わくわくプラザ」を開設し学童保育を廃止。少ないスタッフ環境のもと、骨折など重大事故も後を絶たない…

川崎市の答弁は正直です。「学童保育は1人20万かかるが、『わくわくプラザ』は5万でいい」!

こういう事例に対しても、現行法が学童保育を「努力義務」としているため、国は口出しできないとのこと…

そもそも、全児童対象の放課後対策と、家庭にかわる生活の場である学童保育は性格がまったく違います。この点でも、国がきちんとした学童保育設置の拘束力ある基準づくりが絶対に必要だと思います




これ以外にも、障害児の受け入れ支援の貧弱さや葛飾区などで導入された直接入所方式の問題点など、濃密で得るものの多いレクチャーとなりました

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実は、私も学童保育にお世話になった1人…。放課後、学童保育所に「ただいま」「おかえり」と入っていったのを覚えています

まさに、学童保育は「第二の家庭」「生活の場」!

子どもたちが安心して過ごせる労働環境・施設環境を、国の責任で行えるようにするため、私も全力でがんばります!




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「生活の場」、学童保育の充実を求めて…(1)

2009年01月29日 00時58分00秒 | 国際・政治

26日は、日中、三鷹で栗原けんじ市議や地元後援会員さんと宣伝や訪問行動を行いました

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宣伝中、「障害を抱えながら、公営住宅建て替えで自宅を失いそうになった時、共産党にお世話になった。おかげで障害者年金も支給され、家も確保できた」と、わざわざ外に出て声をかけて下さった方も…。とても励まされた瞬間でした




さて、この日は行動の合間をぬって、参院東京選挙区予定候補の田村智子事務所が行った「学童保育についての厚生労働省からのレクチャー」に参加しました

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池田真理子・衆院東京比例ブロック予定候補富田なおき・衆院東京1区予定候補、多くの都議予定候補も参加…。三鷹の栗原けんじ市議や調布のむとう千里市議岸本なお子市議など、都内の地方議員も多く参加。会場は熱気に包まれました

かつて、政府は「児童館や校庭解放で留守家庭児童対策はできる」と、学童保育を法的に位置づけようとはしませんでした

共働きが広がる中、親たちが各地で学童保育所の設置運動をすすめ、「きちんと国の制度として位置づけを」という世論が広がり…。日本共産党は、なんと私が生まれた1974年には学童保育緊急政策を発表

30年以上の粘り強い運動によって、ついに1997年、「放課後児童健全育成事業」として児童福祉法に学童保育を「放課後児童クラブ」として法的に位置づけられました

その後も、国として最低基準を求める運動が広がり、一昨年の2007年10月、厚労省は「放課後児童クラブガイドライン」を策定…。ガイドラインは、学童指導員の配置基準がない、あくまで「努力基準」で保育園の最低基準のような拘束力がない、などの問題がありますが、ふり返ってみると、世論と運動によって学童保育が支えられてきたことが分かります



ただ、今回のレクチャーに参加して、まだまだ学童保育のおかれた環境はまったく不十分であること、地域によっては逆行の事態さえ生まれていることが分かりました

いくつかの角度から見てみると…



◎低すぎる補助金、学童指導員の劣悪な労働条件…

放課後児童クラブは、国・都道府県・市区町村から3分の1ずつ支払われる運営費・整備費、そして保護者からの利用料によって支えられていますが、補助金として支給される運営費は1施設あたりたった240万円…

「これではあまりに低すぎる。どうやって決めたのか?」と聞くと、「施設の開設時間を6時間として算出している」との回答…。つまり、この補助金は非正規の学童指導員を前提として計算されているのです

全国に6万5千人近くいる指導員のうち、年収150万円以下の割合は、なんと52・7%!(全国学童保育連絡協議会調査)。生活保護水準にも届きません…

さらに…

「退職金がない」71・3%

「一時金がない」58・0%

「社会保険がない」37・5%

「時間外手当がない」35・4%!

このため、約半数の指導員が3年で辞めている…

この6年間で学童保育所を9箇所から27箇所にまで広げてきた調布市でも、ほとんどの指導員が非正規…。専門的な知識を持った指導員の担い手不足に悩まされているそうです

「指導員の担い手を広げるための研修制度など充実させている」と厚労省側は言いましたが、最も必要なのは補助金の増額、です

明日に続く




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切実な相談が相次いだ狛江駅前労働・生活相談

2009年01月28日 13時19分18秒 | 国際・政治

昨日からの続き

昨日のブログでも紹介しましたが…。25日の午後、狛江駅前で無料労働相談・生活相談を行いました。時間は13時から17時、用意や片付けも入れると5時間もの行動となりました

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「寒い中、相談に来られる方も大変だろうから」と、会場には労働組合の協力も得てテントとストーブも設営…。寒さ対策とプライバシーへの配慮から、テントの周囲にはブルーシートでの囲いも設けられました

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さらに、少しでも体を温めてもらおうと甘酒も用意…。相談には弁護士の方の協力も得て、私や日本共産党狛江市議団の皆さん、一緒に相談活動を行った民青同盟の若者の皆さんなど、ハンドマイクで入れ替わり訴えました。ビラに手ものび「大事な活動をやられていますね」という声が続々とかけられます



この日、10名近くの方が相談を寄せられました。世界的な金融危機、そして急速な景気後退という状況を受け、寄せられる相談も実に多様で深刻なものばかり…

「仕入先に入金したのに商品が来ない。これでは莫大な借金だけが残ってしまう」(貿易業者)

「生活苦から家賃の滞納者が増えている。どうしたらいいのか…」(アパートの家主)

「母子家庭だが、働いていた息子も仕事をなくし、このままでは貯金も底をつく。不安で不安で、精神的にもめいってしまって…」。青い顔をしながらテントに来られた方は、後日、市役所に出向いて生活保護申請を行うことになりました。なんと巨大で深い不安が日々の生活を包んでいるのかと痛感させられます

以前、駅前で知り合い、リストラの不安を訴えていた方も、「相談の場があると聞いてきました」と足を運んでくれました

「何かことが起こる前に労働組合に入って、権利を知り、仲間とともに仕事を守りましょう」。私も労働相談に参加させてもらい、さっそく労働組合へ連絡することになりました



大企業・アメリカ優先に働くルールも社会保障も破壊してきた構造改革・規制緩和路線…

政治を変え、この流れを国民生活優先へと転換させることは急務ですが、同時に、選挙待ちにせず、切実さを増す生活困難を打開するとりくみも急務です

2月11日には、三鷹協働センターで13~16時、無料労働相談・生活相談を行う予定です。どんな問題でも、お困りのことがあれば、ぜひ足をお運び下さい




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濃密な出会いの連続っ!

2009年01月27日 21時54分30秒 | 国際・政治

25日は、文字通り“分刻み”のスケジュールとなりました

まずは、11時半から13時まで、調布のいび匡利市議とともに1時間半の間に3つの旗びらき、つどいに参加…

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こちらは、北多摩中央医療生協調布支部の新春のつどい。住民に根ざした地域医療を担う診療所建設をめざし、粘り強く会員を広げ、後期高齢者医療制度など医療制度改悪を食い止めるたたかいをすすめてきました

参加者の中には、「脳の手術を終えた次の日には病院を追い出された」という方も…。理事をされている方の話では、短期間の入院で追い出しをすすめる医療機関は都内の6割にまで広がっているそうです

国が持ち込んだ診療報酬の削減や療養型ベッドの削減の影響は甚大です




次におじゃましたのは、生活と健康を守る会・調布の新春のつどい

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この会は、生活保護の老齢加算や母子加算の廃止をやめさせるための“生存権裁判”など、命と健康を守るための諸活動に奮闘されています。各地で生活の困窮状態を改善させる様々なとりくみも行ってきました

こうした運動の積み重ねが、年越し派遣村に集まった方々への生活保護希望者全員受給開始という重要な変化をつくりだすことになりました

会場にいることができたのはあいさつの時間だけでしたが、「何としても国会に行ってください」など多くの激励をいただきました




そして、次に参加したのは、調布市内のある地域後援会が毎年行っている“おでんの会”へと、雨宮幸男市議と一緒に参加…。「次の予定がありまして…」とお伝えすると、わざわざスケジュールを変更して、あいさつ時間を設定してくれました。
本当はおでんを囲みながら交流できればよかったのですが…(涙)

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「慌しくてすみません」と、参加者の方と握手を交し合っていたら…。「吉岡さん、武蔵工業大学の出身?教授の○○さん、僕の同級生なんですよ」という方が!私も知っている教授の方でした。いや~、世界は狭いですね~




つづいて向かったのは、狛江駅前での無料労働相談・生活相談のとりくみ…(こちらは明日、ご報告します

さらにさらに、この日の行動はこれで終わりませんっ!駅前相談行動の合間をぬって、三鷹市内の地域後援会のつどいに栗原けんじ市議とともに合流…

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自民系会派・公明・民主によって強行された三鷹市のゴミ有料化の問題、住民の声を無視して建設強行が狙われている外環道・中央道ジャンクション建設の問題、「負担あって介護なし」の介護保険の実態などなど、あっという間の2時間でした

今度は、参加者の中に「私も武蔵工業大学の出身です」という方がっ!戦前・戦後の一時期、まだ「武蔵工業専門学校」という名称だった時代に卒業されたとのこと…

「私は、『お国のために命を投げ出せ』という教育を叩き込まれて生きてきました。多くの命を奪い青春も人生も狂わせた戦争は絶対に繰り返してはいけない。この年になった今も、自らに課せられた戦争美化の洗脳教育を乗り越えようと苦闘の日々です」

かつて、人の命を奪うために活用されたと言っても過言ではない工学…。二度と戦争をしないと誓った日本国憲法のもと、兵器をなくすのも、そして地球温暖化を阻止するのにも、工学は必要です

命を奪うのでなく、はぐくむために工学を生かす!私の原点を呼び覚ましてくれるような、うれしい出会いになりました

それにしても…。世界は、狭いっ!(>_<)

明日につづく




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