日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

悲しみの地から、喜びの地へ ~ 比例候補として結果報告の訴え

2014年12月17日 13時29分15秒 | 日記


投票日の翌日の15日、新宿駅西口で選挙結果を報告する街頭演説が行われました。
初当選となった宮本徹・池内沙織の両衆院議員、そして坂井和歌子、大田朝子、私の比例候補5名が訴えました。
吉良よし子・参院議員も飛び入りで訴えました。

晴天の中、実に気持ちいい結果報告の街頭演説でした。
ネットで街頭演説を知った多くの方がかけつけて下さり、「共産党!」「宮本!」「さおり!」等々のコールが何度も続きました。
本当に感慨深い街頭演説でした。

実は、私は7年前、2007年にもこの地で結果報告の演説を行いました。
国政への初挑戦となった、同年参院選の比例候補としての演説でした。
あの時、東京選挙区で挑戦した田村智子さん(現参院議員)、比例候補だった谷川智行さん(医師)、私の3名の街頭演説でしたが、当時、3名ともに議席に及ばず、くやしい結果を受けての演説でした。
ご自身は気丈に訴えながら、谷川さんの訴えがはじまると、ハンカチで目頭を押さえていた田村さんの姿が忘れられません。

あの悔しさの地で、2度目の比例候補者としての訴えは、東京比例ブロックで18年ぶりの3議席目の獲得、全国でも8議席から21議席へと2・6倍加させる結果を受けての訴えです。
議席に届いた2人も、届かなかった3名も、笑顔あふれる訴え。流れる涙は、うれし涙。
宮本議員も、涙を流しながらの訴え。
聴衆の皆さんも、何人も涙を流している方がいて、議席の重みを実感しました。

訴えにたった6名の演説。とても評判をいただき、動画としてもアップされました。
30分程度で見れるものです。ごらんいただければ幸いです。

私は、再び、党本部で党づくりの仕事に関わります。
お寄せいただいた期待にこたえらる、安倍政権の暴走に対峙できる、強く大きな党をつくる。
この分野で、がんばっていく決意です。

本当にお世話になりました。




歴史的な選挙戦に関われて、とても幸せです

2014年12月15日 23時00分11秒 | 日記
短期決戦が終わりました。
残念ながら、私、吉岡正史は勝利に届きませんでした。
昨年の参院比例で野党第一党となり、
日野・立川の市議選で過去最高得票率を記録した、ここ東京21区で
何としても勝利を、と訴えてきました。
それだけに、皆さんの期待にこたえられず、申し訳ない思いでいっぱいです。

前回に続き、東京21区は2度目の挑戦…
前回比で、得票数は1・6倍、得票率は1・8倍と大きく前進し、
「俺は自民党」という方から、創価学会員の方、無党派の方など、
立場の違う方から次々と応援の声をいただきました。
立川市では、中選挙区時代含め、衆院選では戦後最高の得票数を記録しました。
「安倍政権の暴走ストップを」
立場の違いを超えて寄せて頂いたこの到達点を、次につなげるべく、がんばる決意です。

今回の選挙で、日本共産党は改選8議席を21議席へと2・6倍加させる
躍進をとげることができました。この結果は・・・
●参院に続き予算を伴わない議案提案権がもてる
●党首討論の参加、質問時間の大幅増など、発言機会が大きく増える
●17の常設委員会すべてに議員を配置できる
等々、国会活動を大幅に前進できる議席数です。
衆参あわせた議席数は32!
昨年の参院選に続く前進の重みをかみしめています。

ちなみに、「自民党圧勝」などと報じられていますが、
同党が獲得した比例得票は33%。公明党とあわせても5割に届きません

それでも、3分の2を超える議席を獲得できるのは、小選挙区制のおかげです。
この制度のひどさが本当に目立つ選挙となりました。
東京21区も、選挙区当選につながらなかった死票は6割にも達します
定数1をめぐって、政策ぬきの野合も各地で目立ちました。
小選挙区制度は、民主主義と政党政治を破壊すると痛感しました。

さあ、安倍暴走をストップさせる新たなたたかいがはじまります。
私も、32名の国会議員ベストチームと協力し、
お寄せいただいた要求の実現に全力を尽くす決意です。


他人の子も、自分の子

2014年12月12日 22時34分48秒 | 日記
明日、11月13日は音が出せる選挙戦は最終日。
日付が変わる直前、急きょ「生放送!とことん共産党」の収録が入ったため、
ブログ更新はこれが最後になりそうです。
(ネット生中継となるこの収録の放送は、こちらから見られます)

http://live.nicovideo.jp/watch/lv201600038

「安倍政権は怖い」「暴走を止めて」
何度も、こちらの予想を超えた規模と範囲で、くり返し寄せられた声でした。
これまで、一緒に協力・運動を重ねてきた方、
短期間の今回の選挙で、新たにつながれた方、
新たな共同が次々と生まれる選挙にもなりました。
12月8日、立川駅北口の街頭演説には、宇都宮健児・元日弁連会長が応援にかけつけ、
その場にも、党外の、本当に多くの方がかけつけて下さいました。
安倍政権の暴走を許さない、新たなムーブメントを感じさせる選挙です。
これを、結果に実らせることができるかどうか?
まさに、投票箱のふたがしまるまでの奮闘にかかっています。

選挙中、6月の立川市議選で初当選した若木さなえ市議の応援演説で、
「ご本人は忘れているかもしれませんが」と、
私の言葉で心に残ったと、紹介してくれたものがあります。
「他人の子も、自分の子」
見事に忘れていましたが(笑)
改めて、妙に納得させられた言葉でした。
政治家にとどまらず、すべての人が大切にしてほしい言葉です。

以前、イラクでわが子を亡くした反戦活動家、シンディ・シーハンさんが、
「他の子を殺すため、自分の子を育てたくはない」
とおっしゃったことがあります。
今日まで続いた、アメリカが世界で展開した戦争の本質をつく言葉。
集団的自衛権とは、この道に、日本の子どもたち、若者を送り込む道です。

12月14日に選ばれる議員は、この道に直接、手を下すことに関わります。
2015年は、安倍政権の集団的自衛権行使の具体化をスタートさせる年になる危険があります。
推進する政治家は、戦地に行きません。
行くのは、私たちの子どもたち含む、大事な若者です。
それを推進する議員を選ぶのか?
阻止する議員を選ぶのか?
すべての人に、その選択が問われる。
それが、12月14日です。

そんなことは絶対に許さない。
そのため、この身をかけて、がんばりたい。
最後まで、全力で訴えぬきます。
ぜひ、力をお貸し下さい。

※写真は、12月8日の街頭演説で訴える宇都宮弁護士


「昼寝の達人」

2014年12月11日 21時46分23秒 | 日記
日々、熱い反応が続いています。
安倍政権の暴走への不安、対決しているのは、東京21区で日本共産党・吉岡だけ…。
とてもわかりやすい構図。
同時に、まだ投票するか否か?含め、迷っている状況も、街頭の反応で感じます。
この数日で、結果が大きく変わりうる。
やりがいと、緊張感がみなぎる、終盤のたたかいです。

その中、毎朝、届けられる「おはようニュース」に、胸が熱くなるメッセージが掲載されていました。
ご紹介します。

吉岡正史さんと共に
たすきを掛け、激戦の最前線に立つという激務を不眠不休でこなしながら、なぜこの人はいつでも、これほど爽やかで明快なのか。有権者に党の姿や政策を伝えるのにたけているだけではない。共にたたかっている人たちに勇気と力を与えてくれる人だ。
選対の会議のおり、自身の休養のことが検討された。「私は、大丈夫です。この期間なら突っ走れる。ただし一つだけお願いがあります。昼寝タイムを下さい。十五分で結構。衝立てでもあればどこでもいい」。周囲の評価は昼寝の達人。すぐに寝付いてしまうそうだ。
この人を先頭にして躍進したい。21区でも風穴をこじあけたい。



残された期間はわずかです。
達人ぶりを発揮して、かけぬけます!

※写真は、応援にかけつけた、たたかう噺家弁護士、「八法亭みややっこ」さんと


「こっそり入れたわ」と学会員さん。驚きの反応の数々

2014年12月10日 22時07分12秒 | 日記
とにかく、寄せられる反応が、未体験の選挙です。
安倍政権に対する不安、それに対決する日本共産党への期待が、より切実に、多彩な形で寄せられます。
そのいくつかを紹介すると…

ある駅頭の宣伝では、居酒屋から出てきた従業員さんが、
「うちはブラックなんです。店に置きたいので、チラシを下さい」
と、ブラック企業問題のチラシを束で持ち帰っていきました。

創価学会員さんの反応も次々。
「私は学会員で公明党員だから無理だけど、夫は違うから、共産党と吉岡さんのこと、伝えておくわ」
「学会員メンバーで連れ添って期日前投票に行ったけど、こっそり共産党と吉岡さんに入れたよ」


駅頭で出会った、「俺は自民党だ」という男性の方も、
「安倍首相は戦前の政治家みたいだ。自民党が300議席以上なんて危険だ。今回は、はじめてだが、あんたに入れる」
と、驚きの激励。
この方が、最後に語った話は印象的でした。
「この選挙区は、自民党が2人、いるみたいだな」
とても鋭い…。
自民も、民主も、東京21区の前職の方は、原発再稼働も、集団的自衛権も、沖縄新基地も、消費税増税も、仲良く推進。
はっきりいって、民主が勝っても、安倍政権にとって、痛くもかゆくもない、
そう思えてしまうほど、政策に違いがありません。

とにかく、かつてない、熱い期待が寄せられる選挙です。
昨日、9日の夜、地元、日野の決起集会であいさつしました。
「歴史に残る、のちの世代にも語り草となるような結果をつくりましょう」
躍進の条件をどこまで生かし切れるか?残り5日の奮闘で決まります。
がんばります!