日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

自衛隊にも広がる、安倍政権への危惧、共産党支持の流れ

2015年03月08日 10時57分23秒 | 日記
3月7日(土)、定数5の横須賀から県政に挑戦する井坂しんや市議を応援すべく、日本共産党演説会が開催されました。
ご本人の決意表明、党派の違いを超えて井坂市議を応援する勝手連の皆さん、井上哲士・参院議員の演説など、すばらしい演説会でした。
何より驚き、感動したのは、会場で紹介された横須賀基地に努めた元自衛官の方からのメッセージ。
ご紹介します。


「若い時(昭和44年)、神奈川県横須賀市にあります海上自衛隊横須賀教育隊に入隊しました。それから30年間、国と国民を守るべく自衛隊で勤務していました。自衛官の時は使命の自覚、個人の充実、責任の遂行、団結の強化を肝に銘じ、『政治に関与せず』国民の負託に応え、事に臨んでは危険を顧みずの気持ちで過ごしてきました。
ある時は護衛艦に乗り、またある時は対潜哨戒機で通信、電測要員として乗り組み、またある時は外国へ特殊通信員として随行してきました。
自衛隊を退官後も、予備自衛官として15年間、昨年まで訓練に参加してきました。そして東北の震災、広島の災害などにボランティア活動をしたり国民を守るべく過ごしてきました。
ところが、残念なことに昨年、集団的自衛権の問題が発生しました。私や同僚たちの考えが大幅に変わる事がおこりました。
これは私の考えですが、細目はどうあれ、憲法9条と言う立派な柵があるのにもかかわらず、なぜ今更の様に柵を乗り越えて戦争行為を身近にしてしまうのか理解ができません。
今までは守られていましたが、何か大きなテロや戦争行為などの争いが起きた時、政府は集団的自衛権を(自衛隊を海外に派遣する)言い逃れに使うことでしょう。
いま安倍政権の暴走行為を抑えられるのは共産党以外にありません。若い仲間も共産党しかないという考えを持っています。一番大切なことは、今の小さな子どもたち、将来ある若い人たちを危険なことから守らなければなりません。微力ながら私も命ある限り闘います

元海上自衛隊・海曹長
川村純雄」


この間、私のもとにも、学会員の方や自衛隊関係者の方から安倍政権の戦争する国づくりの暴走への危惧・不安が寄せられていましたが、このメッセージに込められた思いや決意の深さに、言いようのない感動を覚えました。

横須賀は、学生時代、民青同盟の活動で何度も足を運んだ地。「基地の町」として自民党が強い足場をもってきたこの地でも、巨大な変化が起こっている…。
20年ぶりの横須賀は、得るもの多い、訪問でした。