日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

この寒空の下、苦しい生活を送る方々のことを胸に刻んで

2011年12月31日 23時02分51秒 | 国際・政治

新年を迎えるにあたってブログを更新するとき、いつも、路上生活を送る方々のことが頭に浮かびます

特に、今回の年越しは、被災地で、そして原発事故から避難されてきた方々のことが頭をよぎります



25日、開始して1周年となる「立川なんでも相談村」が開設されました

この日、3時間の行動に、60名近くのボランティアの皆さん、25名の相談者の方々が来られました。中には、被災地から避難され、生活のめどが立たず、相談に来られた方もいました

この1年間、相談の対応にのった方は数百人。失業をきに路上生活に追いやられ、この相談村を通じて自宅ぐらしに再び戻った方々も多くいらっしゃいます




今回、相談村に向けて毎回行われている立川駅周辺の夜回り行動にも参加。本当に驚かされました

半年前に職を失い路上生活。3日間、何も食べていないという男性は、極寒の路上生活で足が麻痺し、その場で救急車の搬送となりました

脳梗塞で倒れたという60代の男性も路上生活。カバンから大量の錠剤が出てきた光景にも衝撃を受けました

若い女性の路上生活者までいたことにも驚かされます

一緒に行動に参加した、かつて路上生活も体験したという男性が一言。「かつて路上生活を送る人を見て他人事だった自分が、まさか路上生活に陥るとは…。当時は『このまま死ぬんだな』って普通に思っていた」

ファーレ立川のイルミネーションをバックに、しびれるような寒さの中、毎晩、寝る場所を探してさまよう方々…。誰もが普通に生活していた方々です。誰もが、ふとしたきっかけで路上生活にまで追いやられる社会!こんな社会のあり方でいいはずがありません



雇用のルールを破壊し、社会保障制度をとことんまで麻痺させ、そして、今回の大震災では被災を口実に大企業への減税やもうけを保障するTPP・漁場特区構想を持ち出そうという政治の責任が正面から問われるし、問うていかなければなりません



新しい年はもう目前…。「貧困のない社会の実現を」!この原点を胸に、新年、さらに共同の輪を広げたい

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