日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

住民分断・対立あおる維新政治、終わらせましょう

2015年05月14日 21時53分33秒 | 日記
大阪の住民投票も、いよいよ終盤です。
大阪市を市民もろとも行政上も地図上からも消し去り、
住民サービスを切り下げる、いわゆる「都」構想。
ウソとごまかしに満ちた構想に、強い憤りを感じます。
そんな中、今日、5月14日付の「しんぶん赤旗」に掲載された記事は、
本当に胸を打つものでした。
党HP上にはアップされていないので、ご紹介します。

対立政治、続けるのか
帝塚山学院大学教授・薬師院仁志さん

橋下市長や維新の会は、学者とそれ以外の人を分断して対立させてきた。学校現場では保護者とか生徒や教師を利害共同体でなくし、対立させる。公務員と民間人を対立させる。つまり、対立を持ち込み二つに分断して、多い方の票を取って多数決で勝ちだっていう。そういう政治をずっと持ちこんできてるんですね。

だけど、まちが発展するっていうのはそういうことじゃない。会長派と社長派が対立し、いがみ合っている会社をすばらしいと思いますか。そうじゃない。そんなことじゃ絶対に発展しないんですよ。

今の大阪は非常にまずい状態です。市民が二つに分かれて争ってる。そんなまちは発展しません。そもそも、市民は大阪市をつぶすかどうかでもめてたわけじゃない。対立なんてなかったんですよ。

もめ事を治めて合意を取るのがリーダーの仕事です。だけど、維新の政治は、もめてなかったところに対立を持ち込んだ。本当に大阪市民が豊かになることを考えてくれているのかなと思います。

私たち学者だって大阪市民です。公務員だって大阪市民なんですよ。民間と大阪府・大阪市・市民が協力しないと大阪の発展なんかないんです。

こんな対立政治をいつまで続けるのか。住民投票では、大阪市をつぶすかどうかも問われますが、人を対立させて、いがみ合わせるような政治をいつまで続けるのか。そういうことも問われると思います。(9日、大阪市で)



その通りだと思います。
橋下さんは、常に何かしらの「敵」をつくり、「対立」を演じ、「改革」をアピールしてきました。
しかし、結果的に大阪の借金は減っていない。
減ったのは、住民サービスです。
さらに、橋下さんたち維新メンバーは、住民投票を第一歩に、安倍さんたちと改憲も展望しています。
5月17日の住民投票は、大阪市の存廃に加え、この国の未来も正面から問われます。
一度、大阪市が廃止されれば、もう二度と、市には戻れません。
心から、よびかけたい。
住民投票で、大阪市をなくす「都」構想に、反対の意思表示を!

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1 コメント

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アンチです。 (コバヤシ)
2015-09-20 10:12:47
維新の方が、マル共よりはずっとまし!
東京者に、偉そうに指図される覚えはない!
あんだけの、政党がよってたかってたったの1万票差では、話になりまへん!
今度こそ、都構想を実現させるため、大阪のマル共をぶっ飛ばしてやる!
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