日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

沖縄・高江から届いた、心つなぐメッセージ

2014年12月05日 15時50分22秒 | 日記
選挙戦本番、4日目。
合間をぬって、ブログを書いています。
「安倍政権は怖い」「今回は、共産党にがんばってほしい」
あちこちで、本当に熱い反応が返ってきます。
これまでつながり、一緒に声をあげてきた方、
今回の選挙でつながった方、
どんどん共感と支持の輪が広がっていると痛感します。

本番突入直前、事務所開きでも、この間、新たにつながった方から、
本当にうれしいメッセージが届きました。
沖縄・高江の、住民無視のヘリパッド建設やオスプレイ訓練に反対する運動支援、
原発ゼロの運動などに参加してきた、デザイナー、原田さんのメッセージです。
ちょうど、沖縄・高江で支援運動をしている最中、現地から届きました。
参加者からも感動と共感が多く、寄せられました。
ご紹介します。ぜひ、ご覧下さい。



吉岡さん 衆議院選出馬おめでとうございます。

今、オスプレイのヘリパッド工事に反対する住民による座り込みが続く
沖縄・高江でこの文章を書いています。
ですので、事務書開きにお伺いできず大変残念です。
沖縄に来てみると、衆議院選に関してもすでに地区別に「誰を当選させるべきか」が
明確になっており、それに向けてみんなが行動している印象です。
自分が住む東京では、野党は混乱していて、自分を含め周囲も、誰に/どの党に、
投票するべきかを決め切れないような状況を感じていたので、その早さに驚きました。
沖縄県知事選での翁長さん当選からの「安倍政権NO!」という市民の強い意思が、
衆議院選でも引き続き強いうねりとなっているように思います。
そして、ここ沖縄で「この勢いを本土に繋げて」と何人もの人に言われました。

障害者運動のキャッチフレーズで
「私たち抜きで、私たちのことを決めないで」というものがあります。
私は、この言葉が大好きです。そして、この言葉が民主主義の根幹だとも思います。
高江でも辺野古でも、東京でも福島でも、どの地域でも、
障がいがあっても、認知症であっても、あらゆる年代、国籍を越えて、
そこに暮らす人々すべてが尊重されるべきだと思います。
それはとても大変なことですが、そのめんどくささが民主主義だと思うのです。
切り捨てることは、誰にだってできるのです。

過去を思い返してみて、これほど政治がめざそうとしているものと、
市民が思い描く未来が乖離してしまっているように感じたことはありません。
「どうにもならない」と無力になる人々、
仕事が忙しくてそれを考える余裕もない人々がたくさんいます。
でも、今、私たちの手に政治を取り戻さなければ、いつ取り戻せるのでしょうか。
後戻りの出来ない社会が生まれてしまいそうな恐怖を感じているのは
私だけではないと思います。

そのために吉岡さんにはぜひ当選していただき、政治を市民の手に戻してほしい。
そう強く願います。

今、高江は月が森を照らし、星空が輝き、カエルや虫たちが美しい声で鳴いています。
息を飲む美しさです。この景色をみんなに見てもらいたい。
本当の豊かさはこういうものではないでしょうか。
この豊かさを守るために、高江では8年も24時間の座り込みが続いています。
数や貨幣に置き換えられない、本当の豊かさを大切にする成熟した社会に、
そろそろ日本はシフトしてゆくべきだと思います。
まだ、間に合うと思います。
そのはじまりはこの衆議院選だと思います。

吉岡さん、応援しています。

はらだゆきこ(グラフィックデザイナー/ゆんたく高江)


※写真は、4日、日野市で訴える私です


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