日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

物価高の苦しみが分からない自公政権のガソリン値上げ

2008年04月30日 21時03分47秒 | 国際・政治

本日、活動を終えて帰る途中、通過したガソリンスタンドはものすごい大渋滞!

30apr05

私もこのスタンド、何度か使ったこともありますが、これほど場内満車の状態は見たことがありません

後に続く車列によって道路自体も大渋滞…

私が帰宅したまさにその頃…。衆議院では自民・公明によるガソリン税の暫定税率の再可決が強行されました

世論調査はどれも圧倒的多数が暫定税率復活に反対…。世論無視の暴挙です



なぜこれほどに暫定税率に固執するのか ―― その背景には、5~10年間で59兆円という、無駄な大型道路建設計画があります

5千世帯以上を追い出す外環道、

3つ星をもらった高尾山にトンネルをつらぬく圏央道、

車の通らない“アクアライン”に加えもう1本追加する東京湾横断道路…

これらの計画はまったく手付かず、見直さず、国民負担増を簡単に強行してみせる…。本当に逆立ちした政治です



自民・公明の皆さん、暫定税率が切れるときは「国民生活が混乱する」と強調していましたが、値下げ時にスタンドに列ができたのはほんの一部。それほどの混乱はありませんでした

今回の暫定税率復活に際しては、自民・公明の皆さん、どなたも「混乱」をおっしゃらない…

ガソリン価格は、世界的な原油価格高騰も受け、3月を上回る1リットル160円以上となります…

暫定税率維持のためなら、どんな口実でも構わない態度、本当に許せません



今、庶民の生活はあらゆる生活用品・公共料金の値上げで本当に大変です

福田首相は、お花見の会の席上、「物価が上がるのはしょうがない」「耐えて工夫して切り抜けて」と言いました

「平安貴族のように庶民を見下している」と多くの批判が集まったこの発言

投機マネーが原材料価格を引き上げ

食料自給率の下落を招いた輸入自由化路線が追い討ちをかける…

まさに政治も関わっての物価上昇なのに、その自覚もまたくなし…

そして、まさに福田首相自ら政治の舞台で行った今回のガソリン価格値上げ!

これに対しても、福田さん、「耐えて工夫して」と軽く言ってのけるつもりでしょうか?



「1日の食費は500円」

「風呂に入るのは3日に1度」

~ 私は訪問する先々のお宅で、本当に切実なくらしの数々にふれてきました

福田さん、せめて1日でいいから、庶民の生活訪問ツアーでも組んでみてはいかがでしょう?

庶民感覚すらない、自民・公明政治はもうゴメンです

┏━ メールマガジンを発行中デス! ━━━━━━━━┓

    週1回のペースで、このブログの内容を中心に、
    メールマガジンを発行しています。
    希望する方は、下記アドレスまでメールを!
    yosshi-m@sage.ocn.ne.jp

┗━━━━━━━━━━━   気軽に登録下さい! ━━┛


1人の命は幾千の命につながるもの

2008年04月29日 18時09分28秒 | 国際・政治

先日、大学時代の友人の結婚式に参加しました

29apr00

多くの方が新郎・新婦との思い出を語り、親への感謝の手紙も読み上げられ…。みんなで二人の新たな門出を祝福するすばらしい結婚式でした




ふり返れば私も結婚してはや8年目…

目下、1歳半ちょっとの息子も持つ父親でもありますが、結婚は自分の人生、人間関係の持つかけがえのなさを実感する瞬間だったと改めて思います

当時、私は「二人が好きなのだから結婚する」とだけ思っておりました

これはこれでとても大事で当然なことなのですが、なぜこんなことを言うかと申しますと、私、結婚式を通じて価値観が大きく変わったのです

式に参加した多くの方々が私たち夫婦の結婚を、時に涙も流しながら語り、祝福してくれる…

私の祖父・祖母は、プログラムにない歌や踊りを突如披露してくれ、私は涙が止まりませんでした

自分が好きになった彼女も、また自分自身も、幾多の方々の存在なしにここまで成長できなかったという強烈な事実を深く認識した日…、それが結婚式でした

「両親、親戚、友人…、多くの存在があって今日の二人がいる」

「今日まで本当にありがとう、そして、これからもよろしくお願いします」

―― 二人で決めたはずの結婚が、二人につながる、これから新たにつながるであろうすべての方々との新たな発展の転機になったのが結婚式でした



人間は誰であれ、1人では存在しえない、成長しえない…

私も息子を持つようになり、さらにそのことを実感します

うちの息子は陣痛がはじまって丸2日もかかって生まれました

出産までも多くの医師、看護師、助産師、親戚や家族に支えられこの世に誕生、

生まれてからも、食事から排泄、コミュニケーションから育児の時間確保に至るまで、私たち両親だけでなく、これまた親戚・職場の仲間の助けを得て日々を過ごし、

少しずつ、時に回り道もしながら、大きくなっていく息子

1人の命、成長に、どれほどの多くの命の支えがあるのか!

このことを考えるたびに、命の重さ、尊さを思います



戦争、削られる福祉、広がる貧困…

同じ人間が担う政治が逆に命を軽んじている

しかし、思うのです

政治を悪くしているのが人間なら、これを正せるのもまた、人間だと…



私が日本共産党の看板をしょった政治家として生きようと思った原点は、掘り下げれば、ここにゆきつくように思います


広がる怒り、崩れる自民・公明の支持基盤

2008年04月28日 21時38分25秒 | 国際・政治

今日は終日、狛江であいさつ訪問活動…

6月の市長選挙に向け、4期目の出馬表明を行った矢野ゆたかさん。その直後ということもあって、どこでも矢野市制のことが話題になります

「矢野さんでなければ困る」

「他に狛江市政をまかせられる人はいない」

「国政は自民党だが、市長選挙は矢野さんにしている」

前市長が残した借金返済をすすめながら、多摩トップクラスの福祉を実現させた実績が、党派の違いを超えて共感を広げている、その反応がビンビン伝わってきます



こちらは、訪問の途中に立ち寄った交差点

28apr00

以前は狭く入り組んだ構造で視界も悪く、「改善してほしい」という声が多く寄せられていたところ…

日本共産党の藤田市議も取り上げ、党派も超えて声と運動が広がり、つい最近、見通しのいい交差点として生まれ変わったそうです

狛江市内を移動していると、住民の声にもとづいて改善のすすんだ場所が本当に多い(>_<)



もう1つ、訪問する先々で出会う声…

「今の政治はひどすぎる」

「弱者に『死ね』と言っているようなもの」

などなど、どこでも怒りの声があふれ、玄関先で20~30分ほど立ち話になることもめずらしくありません

驚いたのは、ある場所で偶然通りかかって、あいさつを交わしたことから対話になった女性の方

長いこと創価学会員だとのことですが、差し出した後期高齢者医療制度の廃止を求める署名にも「こんな制度はダメ」と応じてくれました

創価学会は公明党の固い支持母体の宗教団体…。公明党は、自民党とともに後期高齢者医療制度を導入した今の政権与党

こうした学会員の方との出会いは、今回がはじめてではありません

悪政の連続で、国民生活が底を抜けたような状況がつくられている今、音を立てて自民党・公明党の支持基盤が崩壊しつつある…

そのことを実感した日でもありました

┏━ メールマガジンを発行中デス! ━━━━━━━━┓

    週1回のペースで、このブログの内容を中心に、
    メールマガジンを発行しています。
    希望する方は、下記アドレスまでメールを!
    yosshi-m@sage.ocn.ne.jp

┗━━━━━━━━━━━   気軽に登録下さい! ━━┛


長寿を応援しない自民党政治の姿に触れて

2008年04月27日 20時36分53秒 | 国際・政治

今日は調布を駆け抜けました~

自転車も駆使して分刻みで訪れたお宅は50軒近く!

どこでも熱い期待や政治への怒りが寄せられます

27apr04

団地内で行った宣伝では、目の前のベンチに2人の男性が座って、そのうち1人は手渡した「しんぶん赤旗」の宣伝紙を開いて眺めながら、最後まで訴えを聞いてくれマシタ(^-^)o



あるお宅では、医療をめぐる深刻な実態を聞かせてもらうことができました

対話となった方のおばに当たる90歳の女性の方が、内臓出血で緊急病棟に送られるも、応急処置だけで「うちではひきとれない」と追い出され…

いくつもの病院にあたるも「空きベッドがない」と断られ…

医療機関つきの介護施設に申し込むと「300人が応募待ち」とすぐに入れず…

やっと見つけた3ヶ月上限の介護施設は料金が月20万円以上!

とりあえずこの施設に入ることにしたものの、3ヶ月先には行き場がなくなってしまうそうです

今、調布市内には緊急病院がなく、訪問した団地でも、救急車が搬送先を見つけられず1時間近く待機している光景がめずらしくないそうです

さらに、この方から驚く話を聞かせてもらいました

「2千万円の貯金があった知り合いの男性は、『これで死ぬまで介護施設に入れる』と民間施設に入ったら、10年間で施設使用料を使い果たしいられなくなった。今の世はお金があってもなくても長生きできない社会ですよ」

この間、自民党政治によって、病院ベッドや医師・病院そのものの削減がすすめられ、介護施設建設もまともにすすまず、各地に介護難民・医療難民が生まれています

そのことを耳にすることはありましたが、これほどまでに深刻になっているとは…

自民党型政治を続けては、最低限度の国民の命・健康すら守れないと痛感しました



27apr00

さて、今日は日本共産党後援会の事務所近くに生えているというたけのこをつかったお料理を昼食にいただきました

27apr05

昨日から煮て準備されたというたけのこ料理…。味がしみて最高でした♪

┏━ メールマガジンを発行中デス! ━━━━━━━━┓

    週1回のペースで、このブログの内容を中心に、
    メールマガジンを発行しています。
    希望する方は、下記アドレスまでメールを!
    yosshi-m@sage.ocn.ne.jp

┗━━━━━━━━━━━   気軽に登録下さい! ━━┛


武力でなく対話による解決こそ

2008年04月26日 20時45分46秒 | 国際・政治

今日は終日、稲城で宣伝・訪問行動を行いました

26apr04

こちらは岡田市議

26apr07

そしてこちらは楠原市議

終日、宣伝カーをまわしながらマイクで音を出し、ポイントごとに演説をして、後援会員のお宅を訪問して…。なかなかめまぐるしい一日でした

途中、演説にあわせるように雨も降り出すハプニングもありましたが、

「がんばれ~!」と声をかけながら自転車で通り過ぎる方、

マンションでは何人かベランダに出てきて話を聞いている方も見うけられました。


今日は、後期高齢者医療制度問題、憲法九条のこと派遣・請負労働の問題とあわせ、
中国のチベット問題についても訴えを行いました

今、全世界的に憂慮の声が広がっているチベット問題

日本共産党は、以前から、中国も含め、野党外交をすすめる中で、言論に対しては言論で対応すること、武力による対応は解決につながらないことを訴えてきました

89年の天安門事件では、及び腰の対応にとどまった他党と違い、事件が起こった直後、ただちに抗議の声明を発表

その後も、事あるごとに、言論による対応の重要性を日本共産党自身の立場として中国側に表明してきました

今回のチベット問題でも、志位委員長名で胡錦濤国家主席あてに「対話による平和的解決」を求める書簡を送りました

意外に思う方も多いのですが、こういう形で中国側に働きかける目的で文章を出したのは日本共産党以外にありません

昨日の報道で、中国政府がダライ・ラマ側と協議を開始することが発表されました

今後も、様々な紆余曲折があるとは思いますが、私も、どんな問題であれ対話のテーブルの席で話し合うことが大事になると思っています

武力による対応を重ねては、問題をこじらせ、複雑化させ、さらなる犠牲者を生み出すだけですから…

┏━ メールマガジンを発行中デス! ━━━━━━━━┓

    週1回のペースで、このブログの内容を中心に、
    メールマガジンを発行しています。
    希望する方は、下記アドレスまでメールを!
    yosshi-m@sage.ocn.ne.jp

┗━━━━━━━━━━━   気軽に登録下さい! ━━┛