日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

約2年間、本当にありがとうございました

2009年09月01日 14時41分09秒 | 国際・政治

更新624日め

ついに歴史的な選挙が終わりました。まさに、結果は日本史に刻まれるものに

まずは、自民党・公明党政権の崩落的な敗北…

自民党は、1955年結党以来はじめて野党に第一党の座をゆずりわたしました

各地で、“常勝”が当然だった大物が次々と落選。小選挙区22区でも、元金融担当大臣だった自民党前職が落選…。過去、現行の小選挙区制度になってからも決して200を切ることがなかった当選議席数は、なんと119議席。前回当選議席の6割を失う、まさに崩落的敗北です

公明党も、党代表や幹事長など小選挙区で立てた候補者全員が落選、さらに比例でも議席を後退。10名も後退しての21議席という到達もまた、自民党同様、結党以来で最低の議席数です




「自公政権を何としても終わらせたい」という強烈な思いが満ちた今回の選挙…。それは民主党支持への大きな流れをつくりだし、メディアでも連日「政権選択」の大キャンペーンが行われました

こうした難しい条件下、日本共産党は比例代表で9議席を獲得し、選挙前の議席を維持させることができました。得票も、投票率が上がる中で得票率は落ちたものの、本格的な「二大政党」づくりがはじまった03年以来では最高の494万4千票を獲得

東京比例ブロックは、あと4万票ちょっとあれば2議席目に届くという僅差の1議席…。非常に悔しい結果でしたが、東京全体で獲得した比例の66万5462票(9・6%)は、03年以降の4回の国政選挙の結果を得票数・率ともに大きく上回るものとなりました




2年近くもの間、この小選挙区・東京22区でお世話になってきた、私、吉岡正史は、残念ながら議席に届くことはかないませんでした。期待していただいた皆さん、「あなたには絶対に国会に行ってほしい」と声をかけていただいた数多くの皆さん…。本当に申し訳ありませでした

同時に、4年前、「何としても国会へ!」と全力で奮闘して築き上げた若林義春さん(日本共産党東京都委員長)の得票数を越え、陣地を基本的に維持したことは、次につながる大事な到達だと思っています

政党名を書く比例の得票も、三鷹・狛江・稲城・狛江のすべての自治体で得票数・率ともに前回より大きく前進させたことも、とても励まされました

改めて、多くの期待とご支持をいただいたことに心から感謝申し上げます




選挙中も、東京から国会に送り出すことができた笠井亮さん、さらに激務の合間をぬって応援演説に立っていただいた矢野ゆたか市長、そして何より、本当に多くの方が足をとめて演説を聞き、激励の声の数々に支えられてきました

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最終日、三鷹、狛江、稲城、調布とすべての自治体をまわった時には、最後の演説ポイントで目に涙をいっぱいためながら演説を聞いて下さる方々が次々と…。「長い間、本当にありがとう。最後までがんばりましょう」と、涙声での激励も。私も、何度も熱いものがこみあげてきました

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うれしいもので、選挙後、私の近所でも「吉岡さんの演説はえらく評判がいいらしいね。偶然、知り合いが演説を聞いてそう言ってたよ」と声をかけて下さる方が…

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選挙の翌日には、さっそく三鷹市内のある地域後援会の“ごくろうさん会”にお招きいただきました。「吉岡さんがいたから最後までがんばれたよ」、「ぜひうちの近所に引っ越してきて」などなど(笑)、おいしいお料理を囲んで充実の時間を過ごすことができました

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そして、今日は狛江駅、調布駅を自転車で移動してお礼と報告をかねた朝宣伝…。拍手をおくってくる方、笑顔で手をふってくる方など、ここでも本当に励まされました

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さあ、新しい歴史のページがひらかれました。新しい政権下、激動の国会がはじまります

私も、国会の場ではありませんが、“建設的野党”、日本共産党の一員として、選挙中にかかげた公約実現に全力でがんばります

重ねて、皆さん、本当にありがとうございました!