27日の夜、10・5全国青年大集会に向けた調布・狛江地域のプレ企画に参加してきました
人間らしく働ける社会や職場をどうやってつくっていくのか?参加者の実態も出し合いながら、私も学ばされる交流が重ねられました
この企画には、多忙を極める狛江・矢野市長もあいさつ…。矢野さんも、若い時代に小林多喜二の『蟹工船』を読んでいたとのこと…。「この作品に触れた若い方々が声をあげている姿に私も励まされている。ご一緒に若い世代が人間らしく働ける社会をつくりあげていきましょう」~ 自治体の市長さんが、若い労働者と同じ目線にたったこうしたあいさつをしてくれるとは…。感動ひとしお、でした
その後、私と弁護士の方をパネラーに、参加者との交流が行われました
弁護士の方からは、婚約者がいながら過労死においやられたケース、新入社員教育もろくになく長時間労働で心を病み自殺に追い込まれたケースなどが紹介されました
「日経連が95年に発表した方針、『新時代の「日本的経営」』によって非正規雇用が拡大。85年に30万人台だった派遣労労働者は300万人を越えた。バイト・パートも増大し、経営者もルールを知らない悪循環が広がって、深刻な労働相談が寄せられるようになった」 ~ 日常的に労働相談に関わってきた方のお話だけにリアルで説得力があります。非正規の拡大が、劣悪な労働環境・無法な働かせ方をも増大させている、という指摘は、私の実感にもあったものでした。働くルールの規制緩和が与える波及的な悪影響を実感させられました
その後、参加者から
「休憩時間は1時間なのに、30分ずつ分けて、しかも休み入りと終わりの準備時間も休憩時間にさせられて…。どうしたらいいのか?」
「『本採用の前に、様子見で雇いたい』といわれ、1週間たったら『やる気がなさそうだから』と解雇…。これって違法?」などなど、実体験に基づいた質問が多く寄せられました。
「就業規則で休憩時間がどうなっているか?確認しましょう。あとは従業員の要求を集めて店長やエリアマネージャーと交渉しては?」
「合理的な理由のない解雇は違法。そんなことがまかり通ったら経営者の気分1つでいくらでもクビが切れる」
具体的な労働問題を解決させる展望など、とても学ばされる場となりました
参加者は、10・5集会に向けて新たな決意も固めあっていました
調布・狛江地域から青年バスを出して参加すること、2万枚の雇用アンケートを返信封筒つきで配布し、すでに返信が帰ってきていることなども報告されました
1つひとつの働く悩みを解決させながら、根本にある働くルール破壊すすめた政治を変えていく…。そのために粘り強くがんばる皆さんの姿にふれ、私も勇気100倍のプレ企画でした
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