日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

「原発ゼロ」の流れを立川からも

2011年07月19日 22時37分32秒 | 国際・政治

大きな勢力のまま、台風6号が近づいています。立川市内でも、大雨がふりはじめ、多摩川でも水位が急上昇…。移動速度が遅い台風です。皆さんも十分、お気をつけ下さい

昨日、高松町で原発問題をテーマとした集いに参加しました

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この日は、素敵な手づくり弁当も用意され、みんなで食事をしながら、エネルギーのこれからを考えあいました

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私は、大学時代、工学の研究過程にいたこともあり、福島原発事故以降、原発問題・エネルギー問題で話をする機会がぐっと多くなりました

 

原子力は、水をかけたら消える火力と違い、いったん核反応を起こせば根本的にコントロールできない、人類が乗りこなせていない技術です

 

●使用済み核燃料は核分裂をやめてもなお大量の熱を長期間、放出し続けます

 

●人体など環境に悪影響を与える放射線が数十万年も放出され、廃棄の方法さえ確立していません

 

●いったん事故が起これば、今回のように、故郷も、畜産・農業・漁業も、何より命と健康も、重大な危険にさらされます

 

こうした原発が、地震国でエネルギーを担う中心となるべきなのか?私は、今後の日本、さらに世界がとるべき道は明確だと思います



すでに、世界では巨大な変化が進行中です

 

近年、世界の自然エネルギーの発電量は、原子力発電の量を超えました

 

「安い発電方法」だとされてきた原子力発電ですが、技術力の向上で、発電単価でも太陽光が安くなりました(そもそも、事故を起こせば、賠償金や対策費など、多額なお金が必要となることもまた、明らかです)

 

背景には、世界各地で「原発ゼロ」への道、自然エネルギー中心への流れが起こっていることにあります

 

自然エネルギーの主役は、実は地方都市!

 

2022年までの原発撤退を決めたドイツでは、太陽光でも、風力でも、発電施設は町営・市営など地域住民で支えているものが多い…

 

イタリアでは、自然エネルギーだけで地域の自給率100%を越えている地域が1割を超えています

 

私は、自然エネルギーに活用できる広大な地域をもつ立川でも、この道をすすむべきだと考えます。この点も、大いに訴え、交流を交し合いたい


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