草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

 「右手に赤子、左手に六法」 頑張れ~ッ!!

2011年09月21日 | Weblog
台風15号の影響で、午後からこちらも激しい雨になっています。ニュースでは 「午後2時頃には
浜松市付近に上陸し、東海地方を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら進み、関東から
東北を縦断して22日午前には太平洋に抜ける」 そうですが、気象庁は土砂災害への最大級の警戒
を呼び掛けたと報じています。交通機関にも影響が出ているようで心配ですね。地震・津波・放射能・
台風と心配は尽きませんが・・・。 どうぞお気を付けください。



どなたのお勧めだったのか、忘れてしまいましたけど、中々面白そうなので注文していた本が、今日
届きました。ちょっと手にして 「序文」の日野原重明先生の文章と、著者の「あとがきを」読んで
本文をちょっと読むつもりが、すっかり取り込まれて目が離せなくなりました。 まあ、この雨風
ですから、急いでやらなければならないこともありませんし、結局半分ほど読み進めていました。
                                           
昭和40年前後に学生だった人や、結婚して所帯を持った人には、当時の世の中や、女性と男性の
物の考え方、夢に描いていた結婚生活と現実のギャップ・・・(これが大変なことになるのですが)
大方の人は、自叙伝を読んでいるような錯覚に陥るのではないでしょうか・・・

あなた、それでも 裁判官?」 という言葉は、多くの女性が言葉に発したか否かは別として、「裁判官」
を色々な言葉に置き換えたのではないかと思うのです。エリート男性にありがちな、我侭、妻に対する
一種の甘え、男尊女卑、仕事一筋(余りよい意味ではなく・・・)、読んでいて、思わず “それ、それ”と
相槌を打ってしまいます。 お嬢様育ちの東大出の著者が、新婚旅行を終えて北海道の官舎に帰った
ところから、悲劇が始まります。 同世代の私には、胸につまされるものがありました。
                              
これから、いよいよ佳境に入ります。これは楽しみな一冊で、著者がどうやって自立していくのか
きっと、夜も何もしないで夢中になって、読み進めることでしょう。 
コメント
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