草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

政府、東電は何を隠したのか・・・

2011年09月12日 | Weblog
すっきりと青空、良いお天気です。外は既に29度もあるのに、涼しい風が吹いていて、家の中では
実に快適。 少しばかり金曜日に提出のお習字の練習をして、気分が乗らないのでパソコンの前に。



ところで、1昨日記事にした鉢呂大臣の「死の町」発言。一言の慰留もなくて、もう辞任ですか・・・?
そしてこともあろうに、鉢呂氏の後任に内定したのが、枝野前官房長官・・・冗談は止して欲しい
ものです。 またぞろ「直ちに健康に影響はない」を繰り返すのでしょうか・・・? いち早く正確な
情報を公開し、住民に避難指示を出してくれていれば、多くの人が被爆しなくて済んだのです。
                                
ご存知のように、福島の子供たちに年間20msv を政府に持ちかけた福島県知事・佐藤雄平氏に対し、
もと通りの年間1msv に戻すために働いた鉢呂氏。 その知事が 「人の心が分からない軽率な発言」
だと。 私は、鉢呂氏の「死の町」発言に対して、何ら違和感を感じません。

酪農家が家族同然に可愛がって育てた牛が放置されて、餓死している様・・・人の住めなくなった町、
これを死の町と言わずして、なんと表現するのですか?? ここは、頑として野田総理に頑張って
欲しかったし、 鉢呂氏も辞表など提出すべきではなかったと、とても残念です。



実は昨日のお昼から、夕方までかかって↑「福島 原発と人びと」を読んでいました。これはもっと
早く読むべきだったと悔やまれました。もし、新聞やTVなどでは、本当のことがよく分からないと
思われましたら、一読されることをお勧めいたします。(定価 760円+税)

3月11日が金曜日だったことも、もう忘れていました・・・。当時、何がおきていたのか、私たちは
何を知らされていたのか。メディアは本当のことを報道したのか。福島県は県民200万人を将来
に亘ってモニタリング調査するそうです。  この中心になっているのが 「放射線の影響は、ニコニコ
笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」と発言し大顰蹙を買った、山下俊一・
長崎大教授。 現在、福島県立医科大学の副学長を兼務しています。 
恐らくこの調査報告も、個人に公開されることはないでしょう。。。

最後に著者の紹介された言葉 「チェルノブイリ汚染地区で人びとの身に起こっていることは体内
被爆の壮大な人体実験です。必要なのは「実験」を続けることではなく、子どもたちを一刻も早く
汚染地区から移住させることです
」 (キエフ放射線医学センターのタルコ医師の言葉)



↑この本の紹介は、いずれ改めて・・(^^;;
コメント
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