英国女王の葬儀の日である。日本では敬老の日か。
某国元首相の国葬儀と英国女王の葬儀を比較しても始まらないが、某国与党の横暴と野党の不甲斐なさ、そして国民の政治無関心が際立つ。
さて、「たまきはる」という言葉が印象に残るのです。なぜならば、本日は台風接近によりゴルフもできず、家で読書をしていて、中西進先生の『ひらかなでよめばわかる日本語』を一気読みしてしまったから。
「私達現代人は いのち とは「死ぬまで生きることが続くこと」つまり「限りあるもの」としてとらえますね。しかし、古代の人々は、そうは考えていませんでした。」
たまきはる 命は知らず 松ヶ枝を 結ぶ情は 長くとぞ思ふ
たまとは 霊魂 のことです。日本の古代人も魂の存在を信じて、永遠不変なるものの信じていたようです。天気図で見る台風の形というか、勾玉の形に可視化していたと思われます。
血で血を洗う闘争のすえできた立憲君主制の英国と某国の国体を比べるべくもありませんが、また、歴史が違う魂への思考方法が、英国の国葬の形と某国の形を際だたせてしまいます。某国にも過去たくさんの女帝がいましたし、死んでも魂は残るという確固とした概念があったのになぁと思います。