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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

カリタスカウンセリングの原理127

2023年12月23日 | 第九章 愛
生殖性

 人間が人間という種を保存するためには生殖活動が欠かせません。誤解を恐れずにいいますが、ある議員が「同性愛者は生産性がない」といったとか。これは、ある意味において正しいと思います。同じ「性」同士の交配はヒトでは成り立ちませんから、種の保存ができなくなるという意味合いにおいてです。40人いれば2人の割合で性同一性障害の確率が確かめられるそうです。ですから、一定数昔でいう、ホモセクシャルなヒトがいてもいいわけです。これは、太古の昔からでしょう。日本の歴史上の人物の中にも存在します。LGBTQ+ ですね。織田信長や早良親王。ただ、「生産性」がないのは、次世代へ遺伝子を残すという意味で使ったのならいいですが、「存在に意味がない」 というように使ったのならいけません。また、障害という診断がつきますが、これも、今の人権感覚、社会制度援助のもとでは仕方がないと私は考えます。いわゆる少数派が抑圧されてはいけませんが、現在はまだ、一般に理解が浸透していないので限界かなぁと感じます。
 さて、成長するとなぜか恋愛をし、自然と種の保存の法則に則った関係性をヒトはとります。そして、新しく目の前に現れ出でたる生命体を慈しみ育てるようになるわけです。海老や蟹の赤ちゃんもそうですが、人間の赤ちゃんもケースバイケースで命を落としたり、立派に成人したりと、個体別に種々の運命をたどります。幸不幸、運不運を経験してきた我々の遺伝子は、強いのか、そうあるように定められたか、選り抜かれたものだけだけが生き延びます。
 生むこと、育てることは必ず「慈しむ」気持ちがないとうまくいかないと思います。新しい生命を慈しんで育てるということを想像してみてください。

カリタスカウンセリングの原理125

2023年07月14日 | 第九章 愛
孤独感

 よく眠れて、また朝が来て気が晴れればいいですが、ストレスが積もり積もるともう頭脳がうまく働かなくなって動きません。そうなったときが危険です。
自分の状況が説明できるうちはいいのですが、できなくなるともうダメですね。
自分だけが周囲から離れているという感覚を懸命に取り除こうとしても無理が生じるようです。自然に委せてみましょう。



カリタスカウンセリングの原理 124

2023年06月02日 | 第九章 愛


親密性


神は聖霊を使わし、子であるイエスを使わしましました。(三位一体)
だから、キリスト教では一つの存在が絶対視されます。それはそれで良いのですが、世には「二元論」という思考もあります。

男と女 光と影 賛成と反対 というような二項対立軸で世の中を解釈する方法です。二つに完全に分類することは難しく、寧ろ、唯一絶対である一つのものを戴くほうが正解かもしれませんが、対峙はするのです。自分と神というように。

さて、人間は孤独では生きられません。1人で存在もしてゆけません。誰かが必要になります。そして、必ず「親密」な感情、付き合い方、が基本としてあげられます。基本的信頼関係が健全に育っていたら、必ず親愛の情をもって他者とは最初面会します。しかし、試す行動にでないといけない、人に裏切られた数々の経験を今までしている人も多いです。試す行動の裏にはこの人と「親密」な関係を持ちたいという気持ち、感情が潜んでいます。でないと、試す行動すら起こせません。

勿論、自分との親密性、つまり自己肯定感を経験しておかないと人は成長ができません。「俺はこれでよかったんだ」と感じることで、自分への愛、神への愛、他者への愛が育まれます。親密性は無意識のうちに行動に顕われます。とても大切な感情であり、意識です。ストレスが溜まってきたら、「親密性」を意識してみるとよいかも知れません。




カリタスカウンセリングの原理123

2023年04月27日 | 第九章 愛



 愛ねぇ

愛は当然ですが、恋とは違います。私が「愛」を人生で何となくつかんだと思えるのは何でしょうか。やはり、神様への愛。神様からの恵みということを意識したときかと思います。しっかりした概念ではなくても「愛」を意識してみると、
非常に難しい概念です。

愛は日々追求し、求めるものなのかもしれません。



カリタスカウンセリングの原理122

2023年04月16日 | 第九章 愛


カリタスカウンセリングの原理 122


アイデンティティー

古来哲学者や宗教家は人間の「主体性」について数多くの探究結果を人類への遺産として残しています。

孔子は論語、アリストテレス、プラトンらの著作の数々、宗教家の弟子達によって書き残された経典。

自分が自分であるために何をどのように実践するかのヒントを数多に残してくれています。人生は「自分探しの」旅ですので果てはありませんが、「私って何者?」の問いかけを無意識に毎日しているのです。お気づきでしたか?

誰と友達なのか。誰と結婚したか。離婚したか。どんな仕事をしているか。何が好きで何が嫌いか。

自分のユニークさ、個性を自分がつかむ旅をしているわけです。「これだ」と思える瞬間が大事なようです。さて、今日は晴れているのでサイクリングでもしようかな。え?ヘルメットは被るかって?私は被りません。努力義務とか中途半端な誰も責任を取らない措置の中ではね。マスクもはやくはずそうよ。(^_^)