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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

カリタスカウンセリング89

2016年02月17日 | 自分は何処へ旅しているのだろう?



パーソナリティ理論 Carl・Rogers

『生き甲斐の心理学』140頁~

命題3:有機体は、一つの体制化された全体(an organized whole)として、この現象の場に反応する。


 色んな周辺世界の変化がありますよね。自分を取り巻く。最愛の人との別離とか、大きな借金を背負うとか、のマイナス事象。また、結婚や宝くじに当たるといった幸運。何かを失った時には、そのうちどっかのタイミングで別のものを得る。

 私達はまだまだ確実に分かってはいない「宇宙」に存在をしている生き物です。自分の事さえも実はあまり分かってはいない。でも、そんな自分やもっと分からない他者、別の有機体と生きていて、森羅万象を自分なりに解釈して生き抜いています。

 肉体の病気や心の病。他人から投げかけられた何気ないひと言がずっと引っかかる。ま、タイプですけど、、、。

 自分は自分。今、ここで存在している以上は目の前の現象にいちいち反応してしてしまうのは当たり前です。修行して一段と偉くなるのも一つの在り方ですが、面白みは減ってしまうかも知れません。この命題を理解して行くことは、自分の人生を振り返って1から出直すことにも繋がる気がしております。







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カリタスカウンセリング88

2016年02月14日 | 自分は何処へ旅しているのだろう?

命題 2

 有機体は、場に対して、その場が経験され知覚されるままのものに、反応する。この知覚の場は、個人にとって実在(REALTY)なのである。


いろいろと物理学で発見があります。生物学でも、つまり自然科学領域では日々いろんな発見があって楽しいですが、これも今の実在しているこの場における知覚現象なのでしょう。この次元の話し。というわけでしょうか。

何も考えずに与えられた人生を生きてそして死んで行く。私はもうそんな生き方が出来ない。今からはめちゃくちゃ真理を追究してやるぞ!という意気込みもそんなに出ないかも知れませんが、色んな好奇心は捨て去れない。

今、生きている実感を皆さんはどんなときに感じていおられるのでしょうか?好きな将棋をしている時。素敵なお料理を頂いている時。等々、充実感を感じていると「生きている」って感じるでしょうね。

何かに怒り狂っている、変な話しですが、何かを痛め付けているって時に「実在」を感じる場合もあるのでしょうね。これは不健全な状態ですが。何かにつけて、健全、不健全を意識化して、目の前の場面に対処して反応することは自分にとってプラスだと思います。




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カリタスカウンセリング87

2016年02月12日 | 自分は何処へ旅しているのだろう?

パーソナリティ理論 Carl・Rogers

『生き甲斐の心理学』140頁~

命題1:個人はすべて、自分が中心であるところの、絶え間なく変化している経験の世界(WORLD OF EXPERIENCE)に存在する。


 自分が世界の中心となっていないと、「自分」が無くなるのはお分かりだろうか?聖人君子ぶって偉そうにしていても始まらない。めまぐるしく周囲は変化する。祖父は死に、友達と喧嘩はするし、離婚も経験する。子どもの出産や浮気。色んな経験をするがあくまでも主人公は「自分」である筈だ。

 「豚もおだてりゃ木に登る」って具合に調子に乗らされることだってあるだろう。人間はいつも強い自立心を持っているわけではない。折れた心の時だってある。それも「自分」だ。また、取り巻く世界の中に存在しているって事を認識しているのが普通の人間である。




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犀の角のようにたった1人歩め

2015年12月08日 | 自分は何処へ旅しているのだろう?



12月8日である

ジョンレノンが射殺された日である

高校生の時であった。ちょうどそろそろバンドでも組もうかと友人らと考えていて、ベースギターを買っていた。修学旅行の直前であった。僕はビートルズが大好きで、中でもジョンレノンには人間的魅力も感じていたし、「イマジン」「ハッピークリスマス」の歌詞なんかに陶酔していた。

僕の青春が1つしぼんだ瞬間だったと言ってイイ。僕は「平和憲法の下で」法の下の平等を学んだし、紛争解決手段としての武力行使は行わないという信念に共鳴している。イエスキリストはローマ帝国に対して、武力蜂起をせずに「神の摂理」で戦いを挑んだ「神の子」だとも信じている。

12月8日は日本が米英蘭仏中に戦争を仕掛けた日でもある。(中国とは、国民政府を相手にせず、と言っていたからこの日からと一旦言っておく)未だにUNITED NATION と言っているが、(国連は戦勝国の中心組織なのだ)ソ連とも中立条約を結んでいたので布告していないだけだ。ま、世界の大国を全部敵にまわした日である。

今世界は、組織化されないテロまでもが起き始めている。おそらく中東の一部地域を攻撃したって収まらないのは明らかだ。組織化した集団との戦いは一定のルールが見られるが、世界的な殺し合いにナルトもう歯止めは効かない。

ジョンレノンは「Power to the peaple」という詩も残しているが、「REVOLUTION」と云う歌も残している。

僕は、「当たり前の国に」というスローガンの下、大国と足並みを揃えた国際観を持つことに踏み切った姿勢には賛同はしていない。「反対だが、所属集団が決めたことだから従う」という前提に賛意は示しはするが、その事柄の是々非々は存在するので、「神風特攻隊員」を作って生きた大人、というか、教育者のようには絶対なりたくはない。勿論、その後手のひらを返したように生き延びた戦前の支配階級のような生き方も嫌いだ。

折角の平和憲法だが、使い方を僕たちは間違えている。
詩を1つ。

「僕は、いじめられっ子を知っている」

いじめられっ子は、ひ弱だが、憎まれ嫌われるようなことをするものだ
だから、いじめたくなる
我慢が出来ない
ついつい「ちび」「きっしょ!」「キモー!」って云ってしまう
いじいじすんだもん
むかつくんだもん
よわむしなんだもん

たまらなくなって
「お前らいい加減に止めろよ!」って立ち上がって喧嘩になった。でも「いじめられっ子」は僕と一緒に傍観者だ。

「恐いから」

いじめる立場の方が格好良く見えるし、尊厳を持っているように感じる

苛めはなくならないのかなぁ、、、。でも、必要悪では絶対にないと思っている。





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憲法記念日

2015年05月03日 | 自分は何処へ旅しているのだろう?


 私は、現在の憲法を全く変える必要はないと思っている。憲法解釈で、PKOとかを今から10数年前に通しているし、専守防衛で自衛隊が存在しているわけで、何をどう変えるのか私にはわかりにくい。

 改正する前に、国会議員の定数是正をこそ国会はするべきだ。裁判所で違憲判決が出ているにもかかわらず、法治国家日本がずっと憲法違反の国政選挙で議員を国会に送り出すおかしさは、「普通の国」と呼べるのか?私には解せない。いくら憲法を改正したって結局は同じだ。

 ま、今日は、阿武山古墳へと出かけたのでなんかこう、感じるところがある。鎌足の墓かも知れないのに、ずっとほったらかしにするって俺たち日本人ってなんだろうか?って思う。今城塚古墳も継体帝の陵墓ではないので(学会は継体帝の墓と断定しているが)歴史館があって、古墳の上に自由に登って散策が出来る。ま、エジプトのピラミットのような感じ。さすがに内部は復元されていないが、、、。しかし、継体天皇とはアナウンスせず、なぜか、継体大王(ダイオウ)とアナウンスしている。ここに僕なんかは日本的なんものを感じる。つまり国際標準にはほど遠い、婉曲ぶりとでもいおうか。良い悪いを論じる気はないが、、、。

 阿武山古墳近くは、まあ、山の上で、精神科病院、老人保健施設、大学、児童福祉施設などがあり、京大の地震観測所、真如苑本部とかが近くにある。民家もあるし、少し下ると阿武山団地だ。(誤解なき様、偏見を持っているわけではない)木々が茂っていなければ大阪平野が眼下に広がり見晴らしが良い。また、西の方へ行くと茨木市の隠れキリシタンの里へも通じる。

 大化の改新や壬申の乱って今の日本の原型を作って来た時代だと思うし、継体帝も皇統が途絶え、「越」の国から迎えた大王で、大化の改新の100年ほど前に崩御している。この北摂の地に原日本の形があることはまことに凄い。







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