「昭和天皇実録」を読む 原武史 著
実に面白い著作でした。興味を引いたのは、天皇がカトリックにかなり興味を持っていた点でした。1945年8月15日以降日本は降伏し、主にUSAがこの国を支配することになります。同時にカトリックがかなり広範囲に日本列島へ影響力を広げます。主要な教会の敷地など、廉価で払い下げられているようなきが致します。
天皇が神道に対して持つ考え方とかが若干窺えます。
原武史氏は今は放送大学の教授ですかね。昭和天皇、大正天皇などの研究著作も興味が沸きます。私は日本人なので、日本人の心理面は天皇制を研究すると分析ができるような気が致します。天皇制を肯定も否定も致しませんが、今は象徴天皇制となっています。より天皇の人格、性格、生き様は「日本人」を象徴するものでしょう。また、現行憲法の下では未来永劫「天皇」という存在は日本国家の象徴として存留することでありましょう。