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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

存在している不思議

2015年05月09日 | 第七章 光と復活体


 今日は一日中本を読んでしまった。
坂本龍馬の暗殺から昭和の暗殺までを作者の自由な解釈で綴った読み物なのだが、この本の真実性はともかくとして、まぁ、面白く、結論は「なるほどなぁ」と賛同はできた。しかし、読後感は頗る悪く、気分はよくなかった。なぜだろう。

 多分、主題が暗いからだ。明治維新以来のこの国の影の部分が描かれていたからだと思う。よくもまぁ、近代日本はつい最近まで「暗殺」事件が起きていたことでしょう。暴力は収まらない。

そこで、なんか眠気と戦いながら夕方読み終えたのだが、ズドーンっと気分は重たく、「あー、仕事が山積みなのに、、、」と暗く不安になってしまった。が、偶然ユーチューブで「不安や悩みなんて、存在すると思うから囚われちゃうのよ」と明るく言っている画像を見つけ、「仏教を考えてよ。心なんて人間にわかりっこないのよ。全て空よ。悩むなんてさー、バカだからだよ」と、、、。

気分を持ち直した私は今こうしてこれを書いている。

私は存在しているのだ。




参考文献:

『生き甲斐の心理学』 植村高雄 著
『人の身体は神の神殿』植村高雄 著
『新潮日本古典集成』シリーズ 新潮社
『日本の歴史』シリーズ 小学館・中央公論社
『日本語の歴史』シリーズ 平凡社
『直木孝次郎 古代を語る』シリーズ 吉川弘文館
『天皇の歴史』シリーズ 講談社
『生涯発達心理学』 川島書店
『心に効くゴルフ』 PHP スコットペック
『道は開ける』 創元社 カーネギー
『人間尊重の心理学』 創元社 ロジャーズ 私が初めて読んだロジャーズ著作
『人間復興の経済』 佑学社
『五輪書』『孫子』 岩波文庫
『儒教とは何か』 中公新書 加地伸行 著
『物理学と神』 集英社新書 池内 了 著
『動的平衡』 木楽舎 福岡信一 著
『日本辺境論』 新潮社 内田 樹 著
『自由からの逃走』 東京創元社 フロム
『愛するということ』 紀伊國屋書店 フロム
『カウンセリングの理論』 誠信書房 国分康孝 著






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負けたくない

2015年04月08日 | 第七章 光と復活体


 平和と民主主義

 私は、PEACE AND DEMOCRACY こそが人間が編み出した最高の組織論だと思っている。
もっとよい組織の在り方は存在するのかも知れないが、今のところこれしかないと思っている。REPRESENTATIVE 代議制で政をやって貰って、っていうやつだ。勿論「平和」にねぇ。

 人はそれぞれの生い立ちによって、夢・理想・倫理的価値判断など大きく違います。共産党もあれば、次世代の党もあるわけです。厳しい作業が伴いますがいろんな考えを整理統合するには、まずは自分のアイデンティティーを統合する必要に迫られます。そこで大事なことは「俺は俺!」という感覚でしょう。これがあれば、心を病むことはありません。少々他人に迷惑をかけることはあるでしょうが、自分がへこむことはないと思います。そこで、へこむ人は弱いのではなくて、善良な人です。へこまない人たちは相当に図々しい人。鉄面皮は結構多い。さて、どっちの生き方が徳・得なのでしょうか。

 親鸞の悪人正機説を「いくら悪いことをやり尽くしても御仏は念仏さえ唱えていりゃ、救済して下さる」と解釈して悪行三昧する者が大勢いたらしい。が、これは違うので。「俺は悪いことばかりやってきたからなぁ」と自己を見つめることが出来て、「こんな俺でも救われるんだろうか。」と思った悪人。そういう悪人は救済されるワケデ、、、「俺はおれ」といっても破廉恥なことになっても「我は存ぜぬ」ではいけません。ご注意を。




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俺の価値観

2015年02月28日 | 第七章 光と復活体


防衛費はもう5兆円を超えているそうである。だから安く値切らなくてもオスプレイは買えるのだろう。



 関西人、特に大阪人は「安く自分の気に入ったものが手に入る」と自慢したがる。誰しもそう言う部分はあるが、徹底的に何でもかでもその精神でちまちまとものを考えるおばちゃん(男性にもいるが)が周りには多い。きっとそういう人はお金を貯めているんだと尊敬する。(実際に貯めておられるが) 私のような人間はお金が貯まらない。スーパーで買い物をするとき、あなたはきっちり一円単位まで頭の中で計算してものをかごに入れて、レジに並んでいますか?そして自分の頭での計算額とレジ打ちの表示金額が当たることに喜びを感じますか?私はこれが出来ないのです。何度かやろうとは試みましたが、、、。こういったことに注意を払わないと、人の度肝を抜くような発明や商売なんて出来ないのでしょうねぇ。

 さて、お金や人生の物差し、世界のあり方等向き合い方には千差万別幾通りもの形があります。それが面白いのですが、自分の向き合い方を正当化させる必要に迫られるときがあるものです。これが結構むすかしい。そこで前回の「棚に上げる」という生き方が出てくるわけです。まぁ、自分を正当化したいが為に、他人の気持ちを考慮せずただ単に自己主張を繰り返す。自分がミスをしたら人のせい、、、など。ま、これも逞しい生き延び方ではありますが、私のような人間はこういう生き方が無意識には出来ない。意識的にこういう人達とは立ち向かわないといけません。だから「キッパリ言うことにしてみたのです」表現の仕方は様々です。

・聞かせるようにわざと当てつけがましく自己主張をする
・思いっきり陰口を周囲にささやいておいて、アンテナを張っていたら気づくようにしておく。
・最後は面と向かってはっきり言う。

 けちは、けちだし、のろまはのろまです。
 美人は美人だし、賢人は賢人なのです。 だから、好き嫌い、怖い怖くないはしっかりと把握して対応しましょう。





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カリタスカウンセリング 67

2015年02月21日 | 第七章 光と復活体


カリタスカウンセリング 67

遺伝、というのは決定的らしい。そりゃ、人類の歴史があるので、先祖を受け継ぐ、いや実は我々は『遺伝子そのもの』なので、DNAが伝わっているだけなのかも知れないが。

外見や性格なんてのは実は何の意味も持たないのかも知れない。悩みや喜びや悲劇等実は淡々として流れているDNAの流れの中にある一瞬の情景であるのみ。まさに哲学でいう『仮象』というか、仏教的ー目の前の出来事は全て嘘である、というか、ただただDNAが次世代に受け継がれていくことを連綿として行っているだけである、とはいえないだろうか。『生きる』ってのはそういう意味なのだと、、、。

心の病ですが、発病の早い段階において、出来るだけ他者に受容されていたら多少の修正はなされるかも知れません。私の場合はそうでした。説教されたり、頑張れって言われたり、ひどい場合は、「甘えているのか!」って非難されたりね、、、。

肯定的な無条件の配慮、共感的理解っていうことが求められるわけです。

『生き甲斐の心理学』107頁



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この小さきもの

2014年10月25日 | 第七章 光と復活体



 この夏、岐阜県にある神岡町を通り過ぎる機会があった。

「カミオカンデ」をご存じでしょうか? 家族と車で、数河高原から松本へと抜ける道でここを通るとは全く知らず、「あ、カミオカンデだ」と呟いた私。家内や娘は全くそれが何の施設かなんて知らないから、、、。

ニュートリノをわずか11個とらえた画期的な施設。16万年もかけてたどり着いた素粒子を補足したわけだ。

 『宇宙は何でできているのか』村山斉著 を読み出しているのですが、驚きの連続です。
宇宙に存在している「私」とは何者なのか。この夏、カリタスの勉強会でも「私は何のためにこの宇宙に存在しているのか」がテーマでしたが、この夏息子の選抜大会に出かけた通りすがりの神岡町でカミオカンデに出くわしたことの偶然に思いをはせています。

ニュートリノは毎秒何十兆個も私たちの身体を通り抜ける
全ての星を集めても宇宙全体の重さの0.5%
宇宙という書物は数学の言葉で書かれている

など、目次の小題を読むだけでも僕は興奮する(変な奴だ(^_^))

いやー、数学や物理、化学、生物、地学は本当に奥が深く我々にとって必要な学問ですね。

あと、遅ればせながら『日本人の宗教意識』湯浅泰雄著を読み出した。これも実におもしろい。

最近やっと30分は本を読もうという気になってきた。若者の皆さんも秋の夜長、読書なさいませ。











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