今日は一日中本を読んでしまった。
坂本龍馬の暗殺から昭和の暗殺までを作者の自由な解釈で綴った読み物なのだが、この本の真実性はともかくとして、まぁ、面白く、結論は「なるほどなぁ」と賛同はできた。しかし、読後感は頗る悪く、気分はよくなかった。なぜだろう。
多分、主題が暗いからだ。明治維新以来のこの国の影の部分が描かれていたからだと思う。よくもまぁ、近代日本はつい最近まで「暗殺」事件が起きていたことでしょう。暴力は収まらない。
そこで、なんか眠気と戦いながら夕方読み終えたのだが、ズドーンっと気分は重たく、「あー、仕事が山積みなのに、、、」と暗く不安になってしまった。が、偶然ユーチューブで「不安や悩みなんて、存在すると思うから囚われちゃうのよ」と明るく言っている画像を見つけ、「仏教を考えてよ。心なんて人間にわかりっこないのよ。全て空よ。悩むなんてさー、バカだからだよ」と、、、。
気分を持ち直した私は今こうしてこれを書いている。
私は存在しているのだ。
参考文献:
『生き甲斐の心理学』 植村高雄 著
『人の身体は神の神殿』植村高雄 著
『新潮日本古典集成』シリーズ 新潮社
『日本の歴史』シリーズ 小学館・中央公論社
『日本語の歴史』シリーズ 平凡社
『直木孝次郎 古代を語る』シリーズ 吉川弘文館
『天皇の歴史』シリーズ 講談社
『生涯発達心理学』 川島書店
『心に効くゴルフ』 PHP スコットペック
『道は開ける』 創元社 カーネギー
『人間尊重の心理学』 創元社 ロジャーズ 私が初めて読んだロジャーズ著作
『人間復興の経済』 佑学社
『五輪書』『孫子』 岩波文庫
『儒教とは何か』 中公新書 加地伸行 著
『物理学と神』 集英社新書 池内 了 著
『動的平衡』 木楽舎 福岡信一 著
『日本辺境論』 新潮社 内田 樹 著
『自由からの逃走』 東京創元社 フロム
『愛するということ』 紀伊國屋書店 フロム
『カウンセリングの理論』 誠信書房 国分康孝 著
