明るい人間観を持っている方が人生明るくいられる。これは本当のことらしい。
私には周期的にある不安感が襲ってくる。
「老後に備えて幾らためておけばいいのか。今いくら貯蓄があるか?」
で、通帳なんかをひっくり返したり、ネットで「退職後は~円は必要」とかいったサイト記事を読むわけです。我ながらバカだと思うのですが、周期的に襲ってきます。心配だったら金貯めろよって事ですが、、、。
私の場合、ダイエットが出来ない、タバコが止められないのと同様、けちん坊になれないところがあります。嫌なところです。家系的に上流階級でもなく、親の遺産など丸でなく、平均的なサラリーマンです。10年前から家内も正社員になってはいますが、彼女の退職金などわずかなもの。両親の介護費は彼らが生き続ける限り、負担しないといけないし、まだ子どもは大學です。なのに、車は欲しいし、服は買いたい、本も欲しい、外食もしたい、、、。
多かれ少なかれ皆さん同じような不安感を持って生きておられるとは思いますが、そんな不安がない人もいるのは事実。さてさて、何が幸せなのでしょうか?
そんな自分の生き方を後悔するもよしですが、自分の場合40歳の頃こういった不安に苛まれて「鬱病」になりました。違う職業を選択していたら、こんなに「暮らしのお金」への不安は無かったという思いが強かったのです。いやー、明るく自分の人生を捉えることが出来ていませんでした。
しかし、周りの人々が明るい人間観を持っていた人達だったことが僕を救ってくれたように感じます。追い込まれたときには「明るい」も希望も何も持てるはずはありません。人に何を言われたって駄目です。逆に「勝手なことばっか言うなよな」ってなるんですよね。
では、どうやったら明るい展望が見えてくるか、、、。医療の道に救助を求める必要がありますが、しかしその医師が、「決めつけ」思い込みが強かったり、温かくない人だったらどうでしょう?暖かい人間観を持った、医師、教師、弁護士には絶対に出会いたいなぁ、、、と思いました。甘えられるのではなく、当然「駄目なものは駄目」という姿勢は必須です。しかし、共感的傾聴の出来る相手とどれだけであうか?これが大事ですね。
近親者に話しを共感力を持って傾聴してくれる人がいたのが、僕には良かったと思います。あれこれアドバイスしたがる人が普通です。あと、最悪なのが「お前より苦しんでる人は世間には一杯いるぞ。だから元気出さなきゃ。」っていう文言。これはしんどい人にとって「怒り」しか沸きませんからね。ご注意されたし。
