吉田松陰の弟子達
ドラマはあまり見ていない。が、たまに見ていると、彼はテロリストを養成したのか?と感じる。我々の世代は司馬遼太郎や山本七平なんかの影響で勤王の志士達のかっこいい部分が印象に残っている。また、佐幕派でも、白虎隊とか新撰組とかこれがまたかっこいいのだ。史実と文芸的側面から見るのとはまた違うのであろうが、年を取って経験を積むに付け、やはり、テロによる変革しかあり得ないかも知れないと思う。
誤解を恐れずにいうと、暴力でもって権力を打倒するしかないのかなぁ、、、。
大化の改新だってテロである。それを肯定して、これからの人類の未来を考えて、これらを否定してって言っても、先般のどっかの人の言葉ではないが「平和な日本だから、民主主義が実践できて、理想論が言える」ってことなのかも、、、。アフリカ、中近東情勢を見てそんなことが言えるのか?って。
ネグレクトを受けている子ども達やその日の生活にあえぐ人達にとって、私が書いていることは絵空事なのだ。でも、私は恵まれているのでそのまま恵まれ続けて言い続けようと思っている。理想を。
暗いことを書いてしまったが、最近自分の子どもを見ていると、「あー、こんな風にして親たちは子離れし、子どもに次の世代を託していくんだなぁ」と感じる。失敗もするし多少の狡はするでしょう。それでも次第に頼もしさを見についけてゆく。現代だって、知らないことは数多い。原子、宇宙、人の心など未知の部分でいっぱいだ。幕末のように、昭和二十年の様に。
まずは、古いことを分析することから始めないと未来を語ることは不可能であろう。
「今は昔」といいながら語り継がれることの何と多いことか。努々お忘れなきように。
