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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

日本人に迫る15

2015年12月01日 | 第六章 螺旋状に上昇する意味

4、日本が手本としたのは、敗戦した相手国の政治思想、文化、技術、軍事力で、それを懸命に学んで摂取して体制を変革していった。

戦後日本のあり方を考えれば納得が行く気がしている。

 憲法
 民主主義
天皇制
マスコミ
自衛隊

どうであろうか。
私たちは、それぞれが偏った見方ではなく、正しい歴史認識を持って未来に立ち向かわないとえらいことになってしまうということを肝に銘じておく必要があろう。どうしても自分のことを批判されると嫌だし、自分達は正しいと思いたいものだ。また、相手があることなので、こっちを誤解したり、強圧的になって襲いかかる相手だっているのは事実だ。みんな人間は「自己本位」で生きているからだ。弱々しく生きるなんて嫌だからだ。

さて、未来がバラ色になるために、一人一人がどう行きてゆかねばならないかを考えませんか?






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日本人に迫る11

2015年10月20日 | 第六章 螺旋状に上昇する意味



日本ラグビーの成功が色んな形でマスコミにおいて語られるが、思っていることを件の「独断と偏見」で自由に述べてみたい。どうか、気分を悪くされる方々、お許しを。

・予選リーグを突破できなかったんだから、そんなに凄いことではない
・学校スポーツ態勢が変更されないし、依然として体質は変わっていない

などなど。

企業戦士では社内の社風を変革することなどまず無理だと思っているお父さんが大部分だと思う。皆残業しているし、管理職にはなんで残業代が付かないんだと思いながら、また、労働基準監督所はウザいと思っているでしょう。この企業で給料もらっているんだから従うのは当然だと。

日本人は、従順で規律正しい。これは世界の民族の中でも類を見ない。縄文弥生の昔は妖しいが、明治維新からの日本人はこの傾向が顕著である。これを強みにしてラグビーは初戦の南アフリカには勝ったわけだ。きっとスコットランド戦が休養十分だったら全勝だったと確信している。だが、敵には研究されてしまうので、同じやり方で次の大会は乗り切れない。肉体の力もつける必要があるが、最後は「感性」と「判断力」だ。これは人間の「感情・思考」体験がどうなっているかが左右する。詰まるところは教育だと感じている。「一億総活躍」してゆく日本。「美しい国」日本。というスローガンのもとで我々は生きて行く。

表現力や判断力をつけさせるんだと導入した総合的学習の時間、ゆとり教育は異常なまでにヒステリックな批判に晒され国民はそれを引っ込めた。果たしてどうか?

「自分で考えて判断する」と言葉では簡単だが、これを身につけるのは並大抵ではない。   自戒を込めて。




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日本人に迫る 9

2015年10月11日 | 第六章 螺旋状に上昇する意味

この前北海道に行く機会があった。色んな農家があるわけだが、どの農家さんも後継者が出ないことに頭を悩ましておられた。それはそのはずだ。自民党が野党時代、TPPは反対と言っていたのにいざ政権与党になったとたん交渉を纏めてきたが、またぞろウルグアイラウンド同様日本農業に関しては譲歩あるのみ。関税撤廃で「モノが安くなる」といって喜んでいる消費者は浅はかである。関税という日本語に惑わされてはいけない。税金なのである。税収がなくなるって事。この付けは結局消費者に返ってくる。このTPPだが、一体誰がやろうと言って、妥結した後得をするモノは誰なのか?ここから考えるべきなのに全く物事の真実から捉えようとしないのが日本人のようだ。

食糧自給は地球上未だに国民国家レベルの線引きで領土が決まっている以上は絶対防衛戦なのではないだろうか。しかし、もうこの伝で言うと「終わった」。一次産業に若者が従事すると大人は思っているんだろうか?儲からない、重労働、田舎で生活。こんな仕事を若者達が選ぶはずはない。そもそも積極的に日本の農業が世界に打って出るなんて絵空事なのだ。ケロッグをみよ。ネスカフェを見よ。デルモンテでもよい。
私には何が日本の領土「安全保障」なのか?について北海道で考えさせられた。
初冠雪の羊蹄山を見ながら北海道開拓に命を賭した人々の姿に思いを馳せた。

険呑なる哉




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日本人に迫る 7

2015年09月22日 | 第六章 螺旋状に上昇する意味

ANTI-INTELLECUTUALISM 反知性主義

晶文社から出ている内田樹氏編集の『日本の反知性主義』なる本を読んで得るところがあったので。

「個人的な知的能力はずいぶん高いようだが、その人がいるせいで周囲から笑いが消えて、疑心暗鬼を生じ、勤労意欲が低下し、誰も創意工夫の提案をしなくなる」ということは結構どこの職場でも経験することではないだろうか?その御仁が活発にご自分の「知力」を発動なさるので所属する集団のパフォーマンスが低下している、というケース。そういう人のことを「反知性主義者」と見なすことが出来るらしい。

なるほどそういう人は上司に見かけるよなぁ、、、。  本では「反ユダヤ主義者」を例に挙げている。なるほどな。至る所に見かける現象であり、こういう人を目の当たりに見ると僕は「人間に対する絶望感」で満たされてしまう。今の日本の現実や職場、日々私を失望感が襲う。しかし、何故か最近は以前ほどの怒りや落ち込みはない。不思議な感じだが、ない。僕の精神安定には+事象なので、何故そうなのかは分析せずにおく。

ま、阪神タイガースの試合を見てストレスを感じるが、日本ラグビーの試合を見て喜びと将来への期待が膨らむので、怒りも落ち込みもないという感じだ。

しかし、物事を反省的に捉えたり、まずは他人の話を聞いてから、とか、論敵をその立場に立って配慮してから論駁するとか、しない人がいらっしゃる。いや非常に目立つ。これは人類の発展のためにはマイナスのようである。傾聴訓練が試されているようだ。





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カリタスカウンセリング 74

2015年08月09日 | 第六章 螺旋状に上昇する意味



 他人を自分と同じだと考えてはいけない。これは、私が学んだ一種の教訓でもあり、恩師からも繰り返し言われていることである。しかし、人はこうあらねばならぬ、という理想領域が私の場合強いので、無意識のうちに「無責任でいい加減な、予測の甘い、子どもの論理で平気で働く人」を見ると腹が立つようだ。

 自分以外は奇人変人なわけで、自分以外は全て驚きの対象。世の中の森羅万象は全て「呆れけぇってものが言えねぇ」ってことだ。理想領域は自己構造の領域でもあるので、ここを全部否定してしまうと「自分」が崩壊してしまうので、大事にしつつも他人の反応や取り巻く事態からうける自分の感情、怒りや嬉しさなんかを超然として味わって、今の自分に満足感を得ながら生き抜きたいもの。

 この8月を期に明治以降の日本の歴史を復習しておこうと考えます。私は、吉川弘文館か山川出版を勧めます。ま、自分が良いと思ったものが良いのですが、、、。ひどいのもありますから。今から読もうとしているのは、立花隆著『天皇と東大』です。5年前に買ってほったらかしにしていましたが、これは面白そうです。と、最初の方に、吉田茂の『日本を決定した百年』という本があるらしく、そっちも興味が、、、。読み切れないだろうなぁ、、、。



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