日本ラグビーの成功が色んな形でマスコミにおいて語られるが、思っていることを件の「独断と偏見」で自由に述べてみたい。どうか、気分を悪くされる方々、お許しを。
・予選リーグを突破できなかったんだから、そんなに凄いことではない
・学校スポーツ態勢が変更されないし、依然として体質は変わっていない
などなど。
企業戦士では社内の社風を変革することなどまず無理だと思っているお父さんが大部分だと思う。皆残業しているし、管理職にはなんで残業代が付かないんだと思いながら、また、労働基準監督所はウザいと思っているでしょう。この企業で給料もらっているんだから従うのは当然だと。
日本人は、従順で規律正しい。これは世界の民族の中でも類を見ない。縄文弥生の昔は妖しいが、明治維新からの日本人はこの傾向が顕著である。これを強みにしてラグビーは初戦の南アフリカには勝ったわけだ。きっとスコットランド戦が休養十分だったら全勝だったと確信している。だが、敵には研究されてしまうので、同じやり方で次の大会は乗り切れない。肉体の力もつける必要があるが、最後は「感性」と「判断力」だ。これは人間の「感情・思考」体験がどうなっているかが左右する。詰まるところは教育だと感じている。「一億総活躍」してゆく日本。「美しい国」日本。というスローガンのもとで我々は生きて行く。
表現力や判断力をつけさせるんだと導入した総合的学習の時間、ゆとり教育は異常なまでにヒステリックな批判に晒され国民はそれを引っ込めた。果たしてどうか?
「自分で考えて判断する」と言葉では簡単だが、これを身につけるのは並大抵ではない。 自戒を込めて。

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