シニア花井の韓国余話

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北朝鮮漁船のNLL侵犯時にF15K機出撃

2012年09月25日 01時01分01秒 | Weblog
韓国大手紙・ 東亜日報12年9月24日記事抜粋
北朝鮮漁船1隻が22日午前、西海(ソヘ・黄海)北方限界線(NLL)を侵犯したが、韓国海軍の警告通信を受けて北朝鮮に引き返した。9月に入り、北朝鮮漁船のNLL侵犯は6度目だ。
9月23日、合同参謀本部によると、22日午前8時頃、1隻の北朝鮮漁船が西海NLL海上を400メートルほど侵犯したため、海軍高速艇編隊(2隻)が緊急出動して警告通信を行った。韓国軍関係者は、「警告通信直後、北朝鮮漁船は北方の海上に引き返した後、NLL付近で操業し、しばらくしてNLLを再び越えては、また引き返した」と明かにした。現在、NLL北方の海上では、北朝鮮漁船約100隻と中国漁船数百隻がカニ漁をしていると、同関係者は伝えた。
北朝鮮漁船は12日から、少ない時は1隻、多い時は6、7隻の規模でNLLを相次いで侵犯し、韓国軍が対応に出ると引き返すパターンを繰り返している。韓国軍は21日、NLLを侵犯した北朝鮮漁船6隻が警告通信に応じなかったため、警告射撃をして北朝鮮側に退却させた。軍当局は、韓国の大統領選政局を睨んだ北朝鮮の挑発戦術である可能性もあると見て、態勢を強化しつつ北朝鮮の動きを注視している。
軍は21日、NLLを侵犯した北朝鮮漁船に対して警告射撃をし、万一の事態に備えて、実武装弾を搭載したF15K戦闘機を付近の上空に出撃させた。軍筋は、「北朝鮮漁船への取り締まりを口実に、北朝鮮が海岸砲で韓国の高速艇を攻撃する場合に備えた措置だった」と話した。F15K戦闘機に搭載された統合直接攻撃弾(JDAM)は、北朝鮮の海岸砲基地を誤差数メートルで破壊することができる。
北朝鮮は、NLL無効の主張を繰り返し、韓国への威嚇発言を続けている。北朝鮮軍の西南戦線司令部は22日の「報道」で、韓国軍の警告射撃について「傀儡(韓国)海軍の快速艇が延坪島(ヨンピョンド)西南海上の限界線の北朝鮮側の領海を侵犯し、銃砲弾を撃った」とし、「残されたことは、限界のない我が軍部隊の強力な攻撃行動だけだ」と警告した。さらに「問題はこのような軍事的挑発が我が漁船ではなく、他国(中国)の漁船の無秩序な漁労作業を口実に行われていることである」と主張した。
合同参謀本部の関係者は、「中国と北朝鮮の漁船は肉眼で明確に違いが分かる。NLLを侵犯した漁船が北朝鮮船舶であることは明白だ」と話した。
また、北朝鮮の対南宣伝団体である「朝鮮平和擁護全国民族委員会」は報道官は談話を発表し、27日に実施される大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)の海上訓練に韓国が参加することを非難し、「これを共和国(北朝鮮)に対する宣戦布告と見なすことをすでに明確にしている」とし、「無慈悲な正義の聖戦で、復讐の怒りを浴びせるだろう」と威嚇した。






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