韓国大手紙・朝鮮日報13年4月30日記事抜粋
逆にイ・スンヨプは76億ウォンの大当り
日本のプロ野球界で大活躍を続ける「ビックボイ」こと李大浩(イ・デホ)=31=も、為替レート関連のニュースを耳にするたびに、胃が痛むことだろう。
李大浩は2011年12月、年俸2億5000万円を含め、2年総額7億6000万円でオリックスに入団した。為替レートが100円=1500ウォンだった当時を基準に考えれば110億ウォンに上る超大型契約だった。しかし、最近の為替レートで計算すると、84億ウォンに減ってしまう。
李大浩の立場からすると、最もうらやましいのはイ・スンヨプだろう。イ・スンヨプは、巨人で活躍していた時期に、為替レートだけで1年分の年俸を超える「大ヒット」をたたき出した。イ・スンヨプは、2006年末に巨人と年俸6億円の4年契約を交わした。これに合わせるかのように、円相場も変化していった。契約当時に100円=800ウォン程度だった年平均の円相場は、2008年に1000ウォン、09-10年には1300ウォンへと円高に振れていった。契約当時と比べると、この3年間でイ・スンヨプは何もせずに76億ウォン近い為替差益を手にしたわけだ。
一方、韓国人プロ野球選手として日本初進出を果たした宣銅烈(ソン・ドンヨル)とその後を追った李鍾範(イ・ジョンボム)は、大して為替差益に恵まれなかった。中日で4年間プレーした宣銅烈は、2年目の1997年に通貨危機を迎え、急激なウォン安が進行。年俸がしばらくアップしたものの、トータルで計算すると4億ウォン以上の為替差損となった。また、中日で活躍した李鍾範も日本でプレーした3年半の間に為替レートのため1億ウォン近く損している。
逆にイ・スンヨプは76億ウォンの大当り
日本のプロ野球界で大活躍を続ける「ビックボイ」こと李大浩(イ・デホ)=31=も、為替レート関連のニュースを耳にするたびに、胃が痛むことだろう。
李大浩は2011年12月、年俸2億5000万円を含め、2年総額7億6000万円でオリックスに入団した。為替レートが100円=1500ウォンだった当時を基準に考えれば110億ウォンに上る超大型契約だった。しかし、最近の為替レートで計算すると、84億ウォンに減ってしまう。
李大浩の立場からすると、最もうらやましいのはイ・スンヨプだろう。イ・スンヨプは、巨人で活躍していた時期に、為替レートだけで1年分の年俸を超える「大ヒット」をたたき出した。イ・スンヨプは、2006年末に巨人と年俸6億円の4年契約を交わした。これに合わせるかのように、円相場も変化していった。契約当時に100円=800ウォン程度だった年平均の円相場は、2008年に1000ウォン、09-10年には1300ウォンへと円高に振れていった。契約当時と比べると、この3年間でイ・スンヨプは何もせずに76億ウォン近い為替差益を手にしたわけだ。
一方、韓国人プロ野球選手として日本初進出を果たした宣銅烈(ソン・ドンヨル)とその後を追った李鍾範(イ・ジョンボム)は、大して為替差益に恵まれなかった。中日で4年間プレーした宣銅烈は、2年目の1997年に通貨危機を迎え、急激なウォン安が進行。年俸がしばらくアップしたものの、トータルで計算すると4億ウォン以上の為替差損となった。また、中日で活躍した李鍾範も日本でプレーした3年半の間に為替レートのため1億ウォン近く損している。