シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国人は外来語乱用、韓国語がなくならないか心配

2012年06月17日 17時41分47秒 | Weblog
韓国大手紙・ 中央日報12年6月15日記事抜粋
「最も大きく変わったと感じたのはソウルの空気。 20年前は市内に行けばトラックとバスの排気ガスが鼻を刺した。 今は間違いなく空気がよくなった」。
20年ぶりにソウルを訪問した中国延辺日報のキム・ソングァン編集局長の言葉だ。 キム局長は「特に一部の道路で喫煙できなくなっているのも印象的」とし「政策的に環境問題に関心を注いでいるのが感じられる」と述べた。
キム局長は延辺日報のチョン・ヨンチョル政治部長とともに、5月17日から1カ月間、韓国に滞在した。 中央日報と延辺日報の取材・人的交流プログラムの一環だ。 2人はソウル・麗水(ヨス)・全州(チョンジュ)を訪問し、韓国国内の報道機関をはじめ、韓国社会のあちこちを見て回った。
チョン部長は07年以来5年ぶりに韓国を訪問した。 チョン部長は「列に並ぶ姿が最も印象的だった」と語った。 「以前は地下鉄やエレベーターに乗る時、割り込みながら入っていく人が多かったが、いまは秩序整然と右側通行をする」と話した。
キム局長は20年前、学生として延世語学堂に通った。 当時と違う風景にコーヒーショップを挙げた。 「当時は延世大前のトクスリ茶房(タバン)が待ち合わせの場所だった。 今回行ってみるとなくなっていた。 その代わりにあちこちにコーヒーショップができている。 茶房は中に隠れて座っているような雰囲気だったが、コーヒーショップはテラスもあって開かれている。 ヨーロッパのような印象を受けた。 そこからも韓国人の生活方式が早いスピードで変わっているのが見える」。
1カ月間、韓国で過ごしながら不便を感じた点もある。 外来語だ。 チョン部長は「韓国語にその言葉があっても外来語を使用する場合があまりにも多く、何のことか分からないこともあった」とし「出版物もそうで、ある内容を外側に告示する時もそうだ」と話した。 チョン部長は「外来語の使用が激しいという感じを受けた。後に国語がなくなるのではないかと心配になったりもした」と指摘した。
キム局長は韓国のドラマを取り上げた。 「延辺でドラマ『愛が何なの』が好きだった。 3世代が一緒に暮らす私たちの民族の伝統的な情緒があった。 ところが最近の韓国ドラマは姻戚の間で結婚したり、異腹の兄弟姉妹が恋愛したりと、本当におかしい。 こういうものを見ると、『韓国では実際にこういうことが多いのだろうか』と思うほどだ」と語った。
2人は麗水エキスポの印象も話した。 「麗水エキスポの入口の天井に設置された大型スクリーンを見て驚いた。 動物アニメが観覧する子どもと交感する姿も感動的だった」と述べた。 2人は「未来志向的なテーマが本当によかった」と称賛した。
「しかし暑い天気の中で高齢者や子どもが外で長時間も待っているのを見ると、解決策が必要だと感じた。 私たちも最初は取材カードを見せて先に入場したが、2度目からは申し訳ない気持ちになって列に並んだ」。
2人は「延辺は北側にあるので、ここはもっと暑く感じる」と語った。
(投稿者注)
延辺=中国の旧満州にあり朝鮮族の多い中心的な町。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。