シニア花井の韓国余話

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9割が「重要な国」と回答も3割は「馴染まない」 本紙が子どもの対中意識調査

2012年06月17日 15時40分35秒 | Weblog
韓国大手紙・ 東亜日報12年6月16日記事抜粋
「未来志向のコリナ(KORINA)」を築いていくためには、幼少年層の子どもたちが、双方への理解を深め、友好的な感情を持つようになることが重要だ。
東亜(トンア)日報は、韓国の子どもたちが「チャイナキッズ」として成長する可能性を点検するため、6月11日、ソウル市内の3つの小学校の6年生106人を対象に意識調査を実施した。対象になった学校は、江南区開浦洞(カンナムグ・ケポドン)のテジン小学校、道峰区倉洞(トボング・チャンドン)のシンファ小学校、江東区城内洞(カンドング・ソンネドン)の城内小学校の3校。
設問調査(選択式設問7項目、記述式設問1項目)の結果、子どもたちは、中国への関心が高く、中国が韓国にとって大変重要な国だと認識していた。
「中国に関心があるか」という問いに、10人中7人が「ある」(非常に関心がある17.9%、多少ある51.9%)と回答した。「中国が韓国にとって、どの程度重要だと考えているか」という質問には、殆どといえる95.3%が「重要だ」と答えた。「近い国だから重要」と答えたのが72.4%で、「大きい国だから重要」は22.9%だった。
中国に対する感情を問う設問では、「好きだ、嫌いだ、身近に感じる、馴染まない」の4つの選択肢を与えたところ、「馴染まない」(32.1%)が最も多かった。しかし、「身近に感じる」(28.3%)と「好きだ」(26.4%)の肯定的な回答が僅差で続き、全体的には友好的な回答が多かった。「嫌いだ」は6.6%に止まり、反中感情はあまりないことを殆ど見られなかった。
中国に対する好奇心は高いのに対し、中国に接した経験はあまりなかった。中国に行ってみた子どもは4人中1人の割合で、周辺に中国人の友達や知り合いがいる子どもも23.6%に過ぎなかった。
最後に、中国に対して言いたいことを自由に書かせる記述式設問では、「協力して仲良く過ごそう」という趣旨の意見が多数を占めた。「わが国の主要貿易相手国だから良い関係 を維持しなければならない」という、小学校の教育内容の結果とみられる回答も目立った。城内小学校のチェ・ジソン君は、「近い国だから、中国と親しくなれば、わが国も発展するだろうし、交流を続けていけば、アジアの強国になるだろう」と話した。
しかし、最近の中国側による一連の歴史歪曲や違法操業を指摘する子どもも少なくなかった。テジン小学校のイ・ドンフン君は、「中国が渤海(パルヘ)と高句麗(コグリョ)の歴史を歪曲している」と批判した。






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