シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

客室を売春施設として提供、江南のホテルに営業停止処分 

2012年05月23日 22時11分14秒 | Weblog
韓国大手紙・ 朝鮮日報12年5月22日記事抜粋
ホテル側「外国人観光客2万4000人に被害」
 ソウル市江南区は5月21日、違法な売春施設を運営したとして摘発された、同区三成洞のラマダ・ソウル・ホテル(特2級)に対し、営業停止2カ月の処分を下した、と発表した。
 同区によると、同ホテルは地下にある風俗店の客を対象に性的な接待を行う場所として客室を提供し、2009年4月に江南警察署に摘発された。同区は10年3月、同ホテルに対し営業停止2カ月の処分を下したが、これに対し同ホテルは「従業員たちがホテルの客室を違法な売春施設として提供していたことを、事業主は全く把握していなかった」として、営業停止処分を不服とする行政訴訟を起こした。
 訴訟は3年にわたって続き、同ホテルは「営業停止処分を受ける代わりに過料を支払う」という内容の調停案を同区に提出した。ところが同区は調停案を受け入れず、大法院(日本の最高裁判所に相当)は5月10日、同ホテルの訴えを棄却する判決を言い渡した。これにより、同ホテルは6月1日から7月末まで営業ができなくなる。
 同ホテルのハン・サンヨン総支配人は「大法院の判決が下ったため、ひとまず受け入れなければならないが、国際行事も多く予定されているため混乱が大きく、多大な損失が予想される」と語った。同ホテルによると、今回の営業停止処分により影響を受ける外国人観光客は2万4000人程度に上るという。ホテル側は「予約を一方的に破棄することで混乱が生じないよう、営業停止処分の日程を調整してほしいと求めたが、受け入れられなかった」と主張した。
一方、同区のキム・グヨン衛生課長は「主要20カ国・地域(G20)首脳会議や核安全保障サミットなどを開催した江南区にふさわしく、売春などの違法で公序良俗に反する行為が一切不可能になるよう、強力かつ厳正に対処していく」と語った。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。