シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

「1年以内の事業失敗が大半」 廃業処理業者が語る現実

2012年05月23日 23時12分19秒 | Weblog
  韓国大手紙・ 朝鮮日報12年5月22日記事抜粋
ソウル中区黄鶴洞の中央市場で33年にわたり店舗の廃業処理を手掛けてきたチャ・ギョンナム社長(56)は「最近のように複雑な気持ちになったことは過去にはない」と話した。チャ社長は「廃業する店舗10カ所のうち8-9カ所は1年もたたないで事業に失敗した人たちだ。1990年代までは廃業するといっても、カネをもうけたので別の事業をする、という人が多かった。商売をしていた場所を買い取って、建物を建てる人もいた」と振り返った。
 店をたたむ経営者も時代と共に変わってきた。チャ社長は「以前は店を閉める主人には年配者の落ち着いた風格があり、店に対する愛着が感じられたが、最近は少しでも安く見積もりを出してもらうことにばかり関心がある。通貨危機以降、起業準備がろくにできていない人が参入し、こうなってしまったようだ」と話した。
 中央市場の廃業処理業者は、閉店する店から買い取る中古品を転売し、利益を上げる。しかし、最近は閉店店舗が増えても、中古品の取引がなく、商売は不況だという。
 チャ社長は「廃業店舗の大半がフランチャイズだが、新規出店するコーヒーショップ、アイスクリーム店、パン店、ピザ店などもフランチャイズで、新品にこだわるためだ」と背景を説明した。
チャ社長は「官公庁や学校給食施設などは、5-10年は十分に使えるものであっても、今交換しなければ予算が出なくなるとして、みだりに中古品を売り、新品を購入しようとする。通貨危機の際に苦労したのに、またこのありさまだ」と嘆いた。
(投稿者注)
韓国人は、シッカリとした企画と資金準備のないまま、開店・起業する人が多い。
内装工事業者が儲かる。



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